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映画「キャバレー」を録画して未明に観た。
NHK-BSプレミアムシネマ 12/17(水)13:00~14:45に再映。
★ 映像はもっとセピア色でも良かった。
筋書きはオーソドックスなハードボイルドであったが、それで良かった。
★ 若い頃に経験したシーンが断片的に蘇えって来た。
冒頭いきなり、絡まれたホステスを庇い(米兵らしき)黒人の大男に歯向かった、主人公・矢代俊一がパンチを喰らってダウンするシーン。
私が社会人になったばかりの1971年、独身寮生数人で横浜・伊勢佐木町のJAZZサパークラブ(店名は覚えていない)に行った時、客の若者がこれと同じように、しかも一発見舞われて鼻血がビューと散った場面を目撃したのを、思い出した。
尚、グラントキャバレーでJAZZ演奏を聴いた場面は、1980~90年代、新宿歌舞伎町のコマ劇場傍の「クラブハイツ」などで経験した。それらの時は酔っ払ってステージで、♪ 「恋のメキシカン・ロック」「星のフラメンコ」を熱唱した。思い出すと馬鹿みたい。
★ バブル経済末期の1990年代の頃は、「ワイルドターキー」や「シーバスリーガル」を、銀座のナイトクラブにキープしていたので、それを思い出し、つい、久し振りにウィスキーが飲みたくなって、台所でホコリを被っていた「オールモルト」をストレートでやってしまった。今未明に。
http://ameblo.jp/purplemusic3121/entry-11222748267.html
「A DAY IN THE LIFE WITH MUSIC」さんのサイトから拝借させて頂きました。
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公開: 1986年4月。
【原案】 栗本薫(中島梓)
雑誌「野性時代」1983年8月号、角川書店・単行本1983年9月、角川文庫1984年12月。
監督: 角川春樹
音楽プロデューサー: 石川光
主題歌: マリーン「レフト・アローン」・・・独りぽっちで行ってしまったの意。
CD: 「キャバレー」オリジナル・サントラ
ソニー・ミュージック1986年4月。
Left Alone(Mal Waldron)
Side by Side(Harry Woods)
K's Bar(Yoshio Ohtomo)
Now's the Time(Charlie Parker)
Wrap Your Troubles in Dreams(Harry Barris)
Harbor Lights(Masahide Sakuma)
Into the Night(Yoshio Ohtomo)
Star Dust(Hoagy Carmichael)
Peek-a-boo(Yoshio Ohtomo)
Adagio(Masahide Sakuma)
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【情景】
横浜
横浜港、大桟橋のBar、赤煉瓦倉庫、操車場、・・・。
昨年のクリスマスイヴに訪れました。
私のブログ http://ameblo.jp/ashhrr/entry-11735406663.html
函館
函館港、函館ドック、金森倉庫、カリフォルニア・ベイビー(末広町23-15)、・・・。
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【キャスト】
矢代俊一:野村宏伸・・・キャバレー「タヒチ」のジャズバンドのアルトサックス奏者。S大モダンジャズ・ソサエティOB。
英子:三原じゅん子・・・「タヒチ」のNo.1ホステス。
安原:宇崎竜童・・・英子の情夫(ヒモ)。
滝川:鹿賀丈史・・・「タヒチ」の界隈を仕切る菊川組(原作は小桜組)の代貸。ワイルドターキー好き。
金:山川浩一・・・「タヒチ」のジャズバンドのピアニスト。
中村:ジョニー大倉・・・「タヒチ」のジャズバンドのドラマー。
浅井:尾藤イサオ・・・「タヒチ」のジャズバンドのベーシスト。
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