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NHK連続テレビ小説「マッサン」の各週タイトルは、諺(ことわざ)を適用している。
Webでチェックすると、第12週までのタイトルが分かったので、
改めて、その意味と英訳をスタディしてみた。
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【第1週】 9月29日~10月4日
「鬼の目にも涙」
ピン子さん扮する鬼婆のように思い遣りがなく心の冷たい姑でも、時には、人を哀れむ優しい心を見せたり涙を流したりすることもある。
Even the hardest heart will sometimes feel pity [be moved to pity].
Even the hardest of hearts can be moved to tears.
【第2週】 10月6日~10月11日
「災い転じて福となす」
自分の身に降り掛かった災難や失敗を上手く活用して、逆に、自分の有利になるよう工夫したり幸いをもたらす切っ掛けにしたりする。
turn the potential disaster to one's advantage
turn a misfortune into a blessing [into fortune]
【第3週】 10月13日~10月18日
「住めば都」
どんな所でも住み慣れると、そこが居心地や住みよく思われて来る。
Once you live in a place, it grows on you.
Home is where the heart is [where you make it]
【第4週】 10月20日~10月25日
「破れ鍋に [割れ鍋に] 綴じ蓋(とじぶた)」
割れた鍋でもそれ相応の蓋があるように、どんなダメ男であっても相性の合う女性(伴侶)が世の中には必ず居る。
Every Jack has [must have] his Jill. ・・・Jack[太郎]にはJill[花子]がお似合いだ。
There is a suitable spouse for everyone.
【第5週】 10月27日~11月1日
「内助の功」
陰ながら夫の活躍を支える妻の働きがある。
My wife [My better half] is always behind my success.
He owes much of his success to his wife.
【第6週】 11月3日~11月8日
「情けは人のためならず」
人に親切にすれば、その相手のためになるだけではなく、何れは巡って良い報いとなり自分に返って来る。
The good you do for others is good you do yourself.
One who is kind to others is sure to be rewarded.
【第7週】 11月10日~11月15日
「触らぬ神に祟(たた)り なし」
その物事に関わりさえ持たなければ災いを 招くこともないから、面倒なことに余計な手出しをしないで、傍観した方が良い場合もある。
If it ain't [isn't] broke, don't fix it.
Let sleeping dogs lie.
【第8週】 11月17日~11月22日
「絵に描いた餅」
絵に描いた餅はどんなに巧みに描いても食べられないことから 、計画などがどんなに素晴らしくても、実現できなければ役に立たないし価値もない。
《be nothing but》 pie in the sky
pipe dream
【第9週】 11月24日~11月29日
「虎穴に入らずんば虎子(こじ)を得ず」
安全ばかりを考えていたのでは目的は達成しにくいので、イザという時には失敗を恐れず思い切って臨むことが必要である。
Nothing venture, nothing have.
The more denger the more honour.
【第10週】 12月1日~12月6日
「灯台下暗し」
灯台の周りは明るいが灯台の真下は暗いことから、意外と、自分の身近で起きていることは気付きにくかったり身近に探しているものがあったりする。
People often know little of what is happening in their own backyards.
It's always darkest just beneath the lighthouse.
【第11週】 12月8日~12月13日
「子に過ぎたる宝なし」
子供は、お金や大事なモノよりも優れた宝であり、人の命を次の世代へ繋ぐ上で大切に育てなければならない。
There is no treasure more precious than a child.
【第12週】 12月15日~12月20日
「冬来たりなば春遠からじ」
厳しい冬は何時までも続く訳ではなく、次に春が待っているように、苦境を耐え抜ければ希望に満ちた未来が迎えられる。
If winter comes, can spring be far behind ? ・・・このフレーズは、イギリスのロマン派詩人パーシー・ビッシュ・シェリー(Percy Bysshe Shelley)の長詩「西風によせる詩」(Ode to the West Wind, 1819年)の結び。
【第13週】 12月22日~12月27日
「急いては事をし損じる」
あせってことを急ぐと失敗しやすいものである。急ぐときこそ、落ち着いて行動すべきであるという戒め。
Haste makes waste.(慌てると無駄ができる)
The more haste the less speed.(急げば急ぐほど速度は落ちる)
【第14週】 1月5日~1月10日
「渡る世間に鬼はない」
世間の人は一見無慈悲そうに見えるが、誰でも困った人を助けるような情け深い心を持っているものだ。
There is kindness to be found everywhere.(親切な人はどこにでもいる)
【第15週】 1月12日~1月17日
「会うは別れの始め」
この世で出会った人とは、いつか必ず別れが訪れる。別れが来るまでの時間を大切にすることが大事だ。??
We never meet without a parting.(別れのない出会いは無い)
The best of friends must part.(一番の親友とでも必ず別れはおとずれる)
【第16週】 1月19日~1月24日
「人間到る処青山あり」
世の中は広く、死んで骨を埋める場所ぐらいどこにでもあるのだから、大望を成し遂げるためにならどこにでも行って、大いに活躍するべきである。
To a brave man every sail forms his country.(勇敢な人は航海ごとに故郷ができる)
【第17週】 1月26日~1月31日
「負うた子に教えられる」
かつて自分が背負った子に、どこが浅いかを教えられながら川を渡る。転じて、賢者であると自負している人でも、時には年若い人や未熟な人に教えられることがあるということのたとえ。
The weak may stand the strong in stead.(弱者が強者を助けることもある)
A child on your back may guide you across a ford. (負うた子に教えられて浅瀬を渡る)
【第18週】2月2日~2月7日
「遠くて近きは男女の仲」
遠く離れていても男女の仲というのは、意外に結ばれやすいものだ。
Man is fire, and woman tow; the devil comes and sets them in a blaze.(男は火、女は麻屑、悪魔が来て彼らをぱっと燃やす)
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