こんばんは
4月から正式にグロービスMBAに通うことになりました。
a2です。
最近、MBO多いです。
新聞やニュースにも多く登場するし、実際の案件ベースでも多い。
なぜか
それは上場しててもメリットがないから
正確に言うと、上場のデメリットがメリットを上回ると判断する経営者が多くなってきたから
一般に株式を上場するメリットは
・知名度アップ
-社員のモチベーション向上
-取引関係有利に
-優秀な人材の採用
-借入査定有利に
・株式の流動化
-エクイティによる大規模な資金調達可能
-創業者のキャピタルゲイン獲得
-従業員のストックオプション付与(売却益、モチベーションアップ)
デメリットは
・コストがかかる
-上場維持費用と称して証券取引所に毎年金をとられる
-監査費用と称して、監査法人に毎年金をとられる
-ディスクロージャーと称してIR活動に金がかかる
・外部株主が増える
-買収の危険にさらされる
-もの言う株主にがたがた言われる
-香ばしい人たちが株主になる可能性がある
といったところです。
ただ、本当のところはどうか
メリットの部分は別に非公開企業でも満たせる部分は多い(サントリーとか)
実は
・経営陣のキャピタルゲイン獲得
・ファンドにカネ入れてもらってるから上場圧力強い
・経営陣の虚栄心満たす
的なことが多いような気がします。
まあ素晴らしい経営者がいたとして、自己の利益は二の次だったとしても(いるか?)
ファンドの要求は厳しい
たとえばIPOして大株主のファンドのIRRが30%だとすると
5年後のEXITで企業価値3.7倍にしとかないといけない
仮にPERが最近の東証2部平均40倍程度とすると
EV100億の会社は純利益2.5億
この会社を、5年後にEV370億にしなければならないので純利益は9.5億
純利益率1%とすると売上ベースで250億から950億
250億から950億。。。
要するに、業界右上がり、株式市場右上がりでないとIPOではもうからないんですねー
IPO準備は時間がかかります
最短でも2年
一般的には3年以上
準備して準備して、最高の業績の年にIPO
最高です。
でも市況が良くない
資金調達も思ったよりできないし
ひどいと公募価格割れになることも
でも引っ込みつかないのでIPOする
するとやれ外部株主だの、監査だの、内部統制だの、IFRSだの、新基準だの。。
株価は下がる一方だし
うっとおしいんですよね
するとMBOを提案してくる証券会社が。。
MBOのメリット(IPOと逆)
・うるさい株主にがたがた言われない
・無駄な監査に金をとられない
・細かい基準の変更であたふたしない
などがあります(雑)
正直、上場につかれた経営者の目には魅力的な提案に映ることでしょう
ではデメリット
の前に、MBOはどうやるか
買収目的のためのSPCを組成して、そこにレンダー(銀行、ファンドなど)が融資(LBO)
SPCがTOBかけて会社を買収します。
(疲れてきたので用語わからない人はgoogle先生に聞いて下さい。。)
要するに金を借りて経営者が買収します。
その金は当然返す。
ファンドは。。
IRR30%で5年後に株式売却します。
ということは5年後の企業価値は3.7倍にしないといけない
どこかで見ましたね。。
そう、IPOとMBOは同じことしてますね。
少なくともファンドにとっては
IPO→MBO
継続して儲かっているのは
証券会社とファンド
彼らは入口と出口で儲けます
つまり、出たり入ったりって、会社にはコストがたくさんかかる
要するに、ファイナンスでどうこうじゃなくて
本業で稼げってことです。
本当に、本業に必要だと考えたら、IPOなりMBOなりの力を借りる
最近の事例見てると大丈夫かなーって会社あります。
小手先に頼っちゃだめですよ。
a2