もうすぐ父の日ですね。
私の父は60歳前後で他界しています。
「前後」と非常にあいまいなのは、そもそも私がティーンエイジャーの頃に両親が離婚、その後全く音信不通となり、その後の消息をどこからか母が伝え聞いてきたという経緯からです。
物心つく前から、父は家を空けることが多く、我が家はほぼ母子家庭状態でした。
たまに父が家にいると両親はすぐケンカになり、私はいつも実家の二階で耳をふさいで布団をかぶっていたことを思い出します。
そんな私は一家団らんという概念が全く分からない子どもでした(苦笑)。
父はお金に非常にルーズで、父方の実家も母へ無心するような人たちだったので、まぁ縁が切れてよかったと思います。
他にも色々やらかしてくれましたし…。
さて、そんな父であっても、二つ感謝していることがあります。
一つ目は、反面教師として私に金銭感覚を学ばせてくれたこと。
いわゆる一流企業に勤めていたので、そこそこの収入がありましたが、それを超える消費をすることでいつもスッカラカンどころか借金まみれでした。
そんな訳で、身の丈に合った生活をする重要性を反面教師として教えてくれました(苦笑)
二つ目は、なかなかのイケメンだったこと。
正直、母は普通です。
幸いにも?私は父似として育ち、とりあえずかわいい部類に属していました。クラスで一番誰がかわいい?という話になると、小、中、高、大と何れの時代でも大体トップ3には入っていたようです。(当時は本人に教えてくれるような時代でした。今はイジメ問題と関連づけられたりするのかしら?)
まぁ、マスコミの好きな「美人すぎる」とか「かわいすぎる」とかそんな修飾語がつくほどではもちろんありません。
ただ、そこそこ顔が整っていることはやはり長所になると思います。
自分を勘違いさえしなければ、出会い、就職、その他何れの点でも有利に働くことはあっても不利に働くことはないです。
私が今一家団らんのひとときを過ごすことができるのは、ある意味父のおかげかもしれません。