ら・モントに続き、私にしては珍しく
Netflixのオリジナルドラマ「運命を変える8日間」見ました。
…やっぱりね…Netflixのドラマって…どっかちぐはぐなんだよね…。
でもこのドラマ、脚本良し。俳優良し。編集良し。
どこがイマイチだったのかと言うと…カメラワーク?
BBCとかイギリスのミステリってさ。
カメラワークだけで、ただの風景だけでも、ナンかあるように見せる
緊迫感が凄くて、つい引き込まれて見ちゃうだけに。
その辺りが…もうちょっと何とかならないのかな?
ってくらい、カメラワークだけでちゃっちく、安っぽく
なっちゃってる。
しかしシナリオはいいので、今回最後まで
怒濤の展開で…あ、シリアルキラーがあっさり4話目で
死じゃってからは、ちょいダレるかなー。
てっきり、シリアルキラーが犯人だと思ってたら
違った。
権力握った金持ちが、プロ雇ってもみ消してた。
ってコトで、ひょんなコトから(…いや、死んで?)
8日間前に戻った二人は、もみ消しで現れるプロに
立ち向かう羽目に。
死んだけど生き返って八日前に戻った
二人の内の男の方の、ニコがね…弱いの。
いっつも見てて、返り討ちに遭うの。
いい加減、学習して。
って思うんだけどね。
でも、しぶといの。
でもってもう一人、娘を誘拐されて殺された母親が
今度は娘を助けようと、頑張る頑張る。
でも感情過多で…。
ちょいヒステリック気味で。
まあ8日後に娘誘拐されて殺されると分かってるから。
無理無いとも思うけど。
後、娘の吹き替えの声が…ヘタ…。
Netflixって吹き替えヘタ、ってよく聞くけど。
今回、改善されたかな?
と思ったけど。
娘の声がねー。
いっつも、ただ元気なだけ。
不自然なぐらいに。
有名洋画の俳優女優の吹き替えよりは
うんと上手なんだけど、それでも…上手くは無い。
って感じ。
ただ、怒濤の展開なので。
うんざりする前に画面が切り替わって良かった。
面白いかって言えば、面白かった。
ホント、カメラワークがもっと良かったら。
なんかちゃっちい。素人臭い感じ。
が、カバーされると思った…。
もったいない。
俳優の演技も、カメラの写すアングルで
どヘタに見えたり、上手く見えたりするんだな。
ってのが、分かりました。
このドラマでは、かなりヘタに見えてます。
それともやっぱ演技イマイチな俳優なのか?
でももーちょっとアングル変えれば…。
つまり、カメラの台数、少ない?
機材も少ない?
な感じでした。
なぜ二人が8日前に戻ったのか。
ニコは無罪なのに死刑になる弟を救うため。
母は娘を救うため。
それが実は一つの陰謀で繋がっていて
暴かれてメデタシになるのは見事でした。
時間戻ってからは。
隠されてた人の本性が暴かれていくんだけど
それもなかなか…面白かったです。
悪い奴(実は父親)がちゃんと報い受けるしね。
ある意味、コールドケースに似てるかな?
この場合暴くのは、8日間巻き戻った事件の関係者の
二人だけど。
ただどうしてもちょい、作りがちゃっちい感じがするので。
繰り返し見ようとは、思わないかな?
Netflixで私の中で最大のヒット作
「ミルドレッドの魔女学校」
は結構繰り返し見るんだけど
こっちはセットとかがちゃっちいんだけど
若き女優達がきゃぴきゃぴして
生き生きしてるので、なかなか楽しいです。
アマゾンでは「魔法のレシピ」が楽しいし。
ハリポタは、途中からやたら暗いし。
ダンブルドアが死んでからは、ラストに至るまで。
残虐でやたら暗くて、なのに二部作にして
更にうんざりさせられたので。
魔法系の明るく楽しい2つのドラマにハマるのは
反動なのかも(笑)
それ言えば「悩めるヒーロー」系の
バットマンの「ダーク」シリーズ。
あんま暗くてリアルで。
どこがいいのかさっぱり分からない私にとって。
やっぱり暗い系の、キャプテンアメリカより
デッドプールが大好き❦
残虐なシーンがあってもお下劣でも
エンタメで乗り切れるから。
ただ映画館で大スクリーンで
剣でブッ刺しシーンはちょいキツいかもだけど。
デップーの宙返りと刀使いは格好良くてシビれるし。
「スーパーヒーロー着地」
ではしゃいだり。
自分がやって「やっぱキツい…」
と愚痴垂れたり。
あ、話が思いっきり、それちった…。
やっぱ、映画でドラマで作り物なんだから。
見終わった後、殷々鬱々な気分が残るの、ヤだ。
その点、デップーは針が振り切れるまで
やり切ってる感じが、爽快。
制作側の愛情と熱意とサービス精神が凄い。
「運命を変える8日間」
はその点、かなり面白くて、置き去りにされなくて
一気見できちゃうお話でした。
ただ…途中ちょいダレるので。
8話くらいでまとめられたかも。
2話分お金浮かせて、その分カメラ機材につぎ込んで
カメラワークをもうちょっと、凝ってたら…。
とちょっと残念。