びしっ。とキメますね、アイリス。
今日もアイリスです。

アースルーリンドについて。国の紹介
イラスト入り登場人物紹介(まだ全部じゃありませんが…)
「二年目」を最初から読む
『幼い頃』を最初から読むディングレーとデルアンダーは顔見合わせ、頷くと、ディングレーが口開く。
「そうだ。
お前にも負担がかかる」
テスアッソンが直ぐ主のその言葉に、アイリスに顔向けて謝罪しようとした。
が直ぐ、アイリスが遮る。
「では一刻も早く、テスアッソン殿は具合の悪い祖母殿のお側へ発たれるべきだ。
後は我々に任せて」
「アイリスの言う通りだ。
いいから行け」
テスアッソンはディングレーの言葉に、とても丁寧に頭を垂れ、デルアンダーに一瞥投げると足早に室内を出る。
そして戸口に居たアイリスの横を通り過ぎ様、一つ頷く。
アイリスは頷き返し、扉が背後で閉まる音を聞くと、見つめる皆ににっこり微笑んだ。
「…では、セシャル殿を護る算段を致しましょうか?」
つづく。
今日も読んでくれてありがとう

