今回は、ほぼSAIで彩色しました。
人数が多いので、適当塗りの為です。
SAIは油断すると色が濃く出るので
濃度を下げ、薄く彩色。
薄くしてると、濃くしたい場所は何度かなぞると濃くなるので。
筆跡が汚い場所は、ぼかしでほかします。
次が、塗りあがり。
かなり薄いです。
この後GIMPで濃くします。
はい。複製して乗算モードを使うんですね。
でも大抵私は、更に複製作って、一番上をスクリーンモードにします。
これを、場合によりますが、10～20%くらいかけるんですね。
すると…あら不思議！
乗算。で諄くぼってりした画面が
スマートで綺麗に！
スクリーンかけて薄く成っちゃった場合は、その下に乗算をも一個作ったりします。
それをパーセントで調整して、好みの濃さに持って行きます。
これをするので、下絵が薄くても大丈夫。
逆に濃い場合は、複製してスクリーンをかけます。
とりあえず「いいな～」
と思った場合は、それで「可視部分をレイヤー」
にします。
この絵を、最終調整に使います。
ここで…焼いて(覆い焼き)
影つけて(黒のオーバーレイ)
形がヘンだったり、見苦しい部分をレタッチで修正します。
そして取り敢えず完成させ、それから飾りを入れたりします。
絵が取ってないけど、今回はシェイルに花と光を飛ばしてますね。
ダウンロードした筆の色つきお花を
適度な場所に、ぽん。ぽん。
同じ柄を使う場合、大きさとか色を変えたりします。
最初描いた花の絵を、四角の選択で選択して、編集でコピー。
貼付け。
GIMPの場合、貼り付けると「フローティング」とレイヤーの一番上に出ます。
これを普通のレイヤーにするのに、レイヤーの新規作成をクリックします。
レイヤーウィンドゥ下の、白紙のアイコン？絵？
を、ぽん。と押すんですね。
すると、普通のレイヤーに成ります。
後はこれを、レイヤーの移動。青の十字矢印。をぽん。と押して
動かします。
大きさを変えたい場合は、ツールボックスの拡大縮小。
最近は、カーソル当てるだけで、説明が出てくれるので、便利です♪
画面を1クリックすると、拡大縮小のダイアログが開きます。
ピクセル。文字の左横の鎖マーク。
これが結合してると、縦横比率がそのまんま。
クリックして結合を外すと、縦横の比率は関係なし。
好きな大きさに出来ます。
やり過ぎると、とんでもないデブか、痩せになっちゃいますが。
デッサン狂って人物がデブに描けても
これで簡単に、ダイエット…スレンダーなヤツに出来るんですね（笑）
ダイアログの数字をいじるのは、面倒なので
直接画面の、中抜き四角を、大きくしたり小さくしたりして
画像を動かします。
このみの大きさになったら、ダイアログの「拡大縮小」ボタンを押します。
わざわざ、元画をコピーし、貼りつけたのは
画像の大きさが小さいほうが、拡大縮小しやすいんです。
SAIからレイヤー持ってくれば解りますが
SAIでは一枚のレイヤーで大きさも一緒。
と思ってたレイヤーが実はGIMPだと、描かれてる部分だけで他は削られてて
小さいんだと、分かります。
SAIでは、描かれてる他の場所にも書き込めますが
GIMPだと、書きこまれた部分だけしかレイヤーが無いので
その他の場所には描けないんです。
なので他の場所に書き込みたい場合、私は
SAIから持ってきたレイヤーの下に、GIMPで新規レイヤー作って
2つを統合します。
これでGIMPでの、正規のレイヤサイズになり、どの場所でも描き込めるようになるんですね。
…ともかく、GIMPでは、選択して切り取った部分の大きさのレイヤが、出来上がるので
これを拡大縮小した方が、やりやすいんです。
小さな飾りをいじる時は私は毎度、余分な周囲を切り取ります。
GIMPでは拡大縮小の他に、回転とか…ともかく色々な変形が出来ます。
服の柄に合わせて…と言う迄は行きませんが。
けどフリーソフトでここ迄出来るんですから…。
後、フィルタも活用出来ます。
たくさん効果があるので、説明省きますが。
とりあえずこの絵は挿絵なので
あまり遊びませんが、好きに遊べる時は
このフィルタで色々な効果を入れて楽しみます。
とんでもない絵が出来上がり、楽しいです。
光はブラシで。
大抵、一つだと単調なので、複製してズラしたり
変形(フィルタでも変形出来ます)したりして、二、三重。
ヘタするともっと。重ねます。
透明度を調節し、薄いのと重ねたり
一枚にぼかしを入れて少しズラしたり。
…ともかく、効果を入れて完成です。
慣れてくると、下絵塗るの早くなります。
後は、好きなだけ色々な効果を使ったり、レイヤ重ねて
お好みの表現の絵を作れます（笑）
GIMPはフリーソフトです。
こことかでダウンロード出来ます。