19 勇者達 12 | 「アースルーリンドの騎士」

「アースルーリンドの騎士」

オリジナル  で ファンタジー の BL系小説。
そしてオリジナルのイラストブログ。
ストーリーは完全オリジナルのキャラ突っ走り型冒険ファンタジーです。
時折下ネタ、BLネタ入るので、年少の方はお控え願います。

下書きはあるけど色塗りまだだったような…。

ディングレーの戦闘ポーズ。

なので今日はこれで…。

今日でやっとマレーの回想シーンが終わります…。


$「アースルーリンドの騎士」

この下は今日は18才以下は禁止です。

貴方は18才以上ですか???











イエス?









本当に、18才以上だ!
と言う方のみ、スクロールお願いします。





繰り返し言いますが、以下の文には18才以下はご覧に成れない表現が

含まれてます。
18才以下の貴方は、お帰り下さい。
18才以上のみ、スクロール下さい。








画像見たい方は

こっち

飛んで、タイトル画をずずーーっとスクロールして

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ってお方は、こっち
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良ければこちらでチェックしてやって下さい!

$「アースルーリンドの騎士」
王冠2 登場人物紹介
王冠2 イラスト入り登場人物紹介(まだ全部じゃありませんが…)


ディングレーはけれどとても華奢な、壊してはいけない物を抱く様に僕を抱きしめ、気遣いながら動いてくれていたから………。

絶頂を迎えた時、僕ですら泣き出しそうな吐息を吐いたけど、ディングレーも同様で………。

その時、解った。
自分を全部、さらけ出してるのは僕だけで無く彼も、そうなのだと………。

ディングレーの息づかいを耳に…脳が白く…蕩け出す。
…解け合うような快感を共有し…そして思った。

ディングレーは…彼は、王族でも年上の男でも、男として自分を惨めにさせる相手でも無い。

ただの…一人の人間で、自分と同じ…。
触れあえる暖かさを求めるただの同じ…一人の、人間なんだと………。


どれだけ…暖かかったろう…。
欲望を吐き出して、頬が触れあい…互いの頬に唇を、擦り寄せた。

そして見つめ合い…口づけを交わした。
…彼の男らしくてとても綺麗な鼻筋が視界に映り…唇が幾度も触れあった時…泣き出したくなる程、安堵した。

その時初めて…自分がどれ程孤独で…人の暖かさから見放されていたのか、気づいて彼に、しがみついたまま号泣した。

明け方で…空はセルリアン・ブルーに彩られ…それでも僕は、裸の身を裸のディングレーに抱かれたその温もりがあんまり暖かくて…彼にしがみついて…泣き続けた。




………だから…ディングレーはうんと、睡眠不足の筈だ。
なのに…今一人の騎士として、自分の価値を、計る戦いに身を投じようとしている。

相手が警戒するように間を取りながら…野生の狼がいつ喰い付くのかを恐れるように…そして、挑発するように剣を遠くから幾度も振り入れる。

が、ディングレーは剣を持ち上げたまま何回もその剣を避け…自らは剣を振らない。






つづく。
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