2時間4分台・5分台の記録を持つ選手が揃った
2014東京マラソン。
優勝タイムも、見事な2時間5分台でした。
これは、まさしく世界的なレベルのレースと言えます。
同じレースを走った日本人選手を見てみると、
松村選手が2時間08分09秒で8位に入ったのは
実に立派です。
30㎞以降、35㎞でも粘る走り、前を追う走りを
見せてくれた選手がいたのは、素晴らしいことです。
こういう積み重ねが世界との差を縮めていくのだと思います。
テレビ中継を見ていますと、良く・・・
「世界を体験した走り」
「世界に挑んだ走り」
という言葉を使って称えるケースがあります。
松村選手や小林選手などは、その通りの走りで
これから経験を積めば、更に差が縮まる可能性があります。
ただ、勘違いしてしまいがちなのが、
「前半だけつけるところまでつこう」
「そのあとは大きく失速してもいい」
そういう走りは、世界を体験した走りとは言えません。
30㎞以降、35㎞くらいまで競り合ったり、
見える位置で走ってこそ「世界」が見えたと言えるのです。
20㎞や25㎞まで走って、その後ズルズルと後退してしまうのは
良い経験をしたとは言えないというのが
私だけではなく専門家の見方です。
勝負どころまで一緒に走っていてこそ、
「世界の走り」を体験出来たのであって、
まだ他の選手が余裕なうちに離れてしまったのでは
「本当の勝負所」
「世界レベルの駆け引き」
を味わうことなくレースを終えていることになります。
そういう意味では、8位に入った松村選手、
9位に入った小林選手の走りを、関係者の皆さんは
高く評価してあげて欲しいと思います。
あれは、とても勇気の要る走りです。
後半失速したり、潰れるのが、怖くない選手はいません。
果敢に挑んみ、後半も崩れることなく
立派に走り切った選手達を称えてあげて欲しいと思います。