「レジェンド カ・サ・イ」
世界中のジャンプ選手、コーチ陣が
彼のメダル獲得を祝福しました。
テレビ的にも、とても盛り上がる内容でした。
有力選手が次々に素晴らしいジャンプを見せる中、
ラストから2番目に飛んだ葛西選手は、
観衆、視聴者、応援する全ての人の期待を裏切らない
華麗なジャンプで「暫定1位」の座につきました。
感極まった日本チームの若手ジャンパー達が、
「のりさん勝ちましたよ!」と集まってきたシーンは
まるで優勝者のような感動の場面となりました。
コーチ席では、日本のコーチが、他国のコーチから
こちらも優勝したかのように祝福されていました。
ドラマは続きます。
ラストのジャンパーは、ノーマルヒルとの2冠を狙う
ポーランドのカミル・ストッフ選手。
自信を体中からみなぎらせて助走に入りました。
固唾を飲んで見ている関係者達。
「うーん、これも綺麗なジャンプだなぁ」
思わず、そう言ってしまうほどの
見事なジャンプとなりました。
どんな判定が出るのか・・・
「世界一美しいフォーム」と言われる葛西選手のジャンプ。
正直、素人には、カミル・ストッフ選手のジャンプが
優っているのかどうかは分かりませんでした。
得点が出た際に、葛西選手の悔しそうな表情が画面から
見て取れました。
カミル・ストッフ選手のジャンプより遠くへ飛んだ葛西選手。
しかし、飛型点やテレマーク点で僅かに劣っていたというのは、
納得できるような納得できないような複雑な気持ちです。
葛西選手のこれまでの歩みを知っているからこそ、
「やっぱり、勝って欲しかった」と思ってしまうのでした。
若い選手のメダル獲得も嬉しいですが、
葛西選手のメダル獲得には、
人生の重みを感じる何か特別なものがあります。
「これからも、金メダルを目指します!」
インタビューでの言葉に見ている私たちが力をもらった
気持ちになりました。
「次こそは、金メダルを!」
団体戦での活躍に大いに期待したいと思います。