今回、原裕美子選手は、3週間前から体調が悪く、
レースが近くなればなるほど、悪化していきました。
正直、レース2週間前からは、
一度も15㎞以上の距離を走っていません。
レース1週間前からは、7~8㎞の距離を
4分30秒~5分くらいで、数日走っただけです。
殆ど練習が出来ていなかった状況でしたので
無理はせずに、最後の刺激も入れずにレースを迎えました。
無理してあれこれと突貫工事的に行うよりも
自然体でいる方が、余計なストレスを溜めずに
レース当日を迎えられると判断し、無駄な抵抗はしませんでした。
そして、レースでは、当然自重作戦を取りました。
ペース的には・・・
5㎞ 19分07秒
10㎞ 20分18秒(39分25秒)
15㎞ 22分05秒(1時間01分30秒)
20㎞ 21分16秒(1時間22分46秒)
中間点 1時間27分14秒
25㎞ 19分58秒(1時間42分44秒)
30㎞ 19分08秒(2時間01分11秒)
35㎞ 19分37秒(2時間21分13秒)
40㎞ 19分41秒(2時間42分04秒)
ゴール 8分19秒(2時間49分29秒)
前半が、1時間27分14秒
後半が、1時間22分15秒
後半のハーフが、約5分速くなりました。
体調が悪く、殆ど走れない状況だったことから考えると
本当に100点満点の走りでした。
一番苦しかった時には、棄権しようかと思ったそうです。
しかし、そう思っている時に、沿道から沢山の声援が聴こえ
不思議とカラダが動き始めたそうです。
確かに、体調が悪くなるまでは、
30~35㎞走や1000m10本などを2時間30分前後を想定して
行っていましたが、それは1か月以上前のことです。
練習の「タメ」が、どれくらいあるかは未知数でした。
金曜日に高橋尚子さんからインタビューを受けて、
「1か月前までに、しっかり練習してきたなら大丈夫」と
言って頂いたのも、大きな力になったようです。
結果的に、2時間50分切を目指す方に参考にして頂きたい
ペース配分となったと思います。
2時間50分切を狙う方は、どうしても前半飛ばす傾向にあります。
そこを敢えて、2時間55分程度のペースで入ると
後半にグングン動いてくると思います。
勇気の要るペース設定ですが、走り込みをしてきた方や
レース前に脚を軽くした方は、こういう走り方もあるでしょう。
参考にして頂きたいと思います。