春高バレー女子決勝。
常勝軍団と言われる東九州龍谷が2セットを先取。
そこから九州文化学園の逆転劇は見事でした。
オリンピック決勝に匹敵するほどの見応えのあるゲームに
全日本の真鍋監督も、ファイナルセットの攻防には
「これは凄いゲームです」と感心しきりでした。
東九州龍谷が終始リードする形でのマッチポイント。
それを九州文化学園のスーパーエース田中選手が
バシバシ決める。
決めて欲しい時に必ず決める「決定力」と
相手の心をも打ち砕く「豪快なスパイク」。
マンガやテレビドラマでも、このようなシーンは
描けないでしょう。
必死の形相の東九州龍谷に対し
エース田中選手の軽く微笑んだ表情の通り
プレーに力みのない九州文化学園。
「勝ちたい」というより「絶対負けられない」という
ピリピリした雰囲気の東九州龍谷と
「自分達のプレーをしていれば必ず勝てる」という
仲間を信じていた九州文化学園。
それは、女子サッカー・ワールドカップ決勝でみた
日本とアメリカの激戦と雰囲気に良く似ていました。
必死に選手に激を飛ばすアメリカチームのコーチ陣。
笑顔で選手を迎え円陣を組む日本チームスタッフ陣。
これまで勝ってきた者と負けてきた者の
守りと攻めの姿勢の違いが顕著に表れていました。
春高バレー女子決勝のゲームを見ていて、
何度も何度もリードされていても負ける雰囲気が
全くしなかった九州文化学園。
勝つために必要な何かを学んだ気がしました。
ここから未来の日本のエースが出てくるのが
とても楽しみです。
昨年末の全国高校駅伝男子のアンカー勝負も、
山梨学院附属、大牟田、伊賀白鳳、世羅の4校が
トラック勝負となった歴史に残る名レースでした。
高校生の熱い戦いは、見ていて感動を生みます。
その感動以上の感動を、2020年東京五輪で
この選手達が世界へ向けて発信してくれることを
期待しています。