陸上競技者向けの冬期練習についてのお話です。
12月~3月に行う練習は、その意義・目的を明確にして
段階的なトレーニング方法が必要とされます。
その考え方のひとつが「リディアード式」です。
冬期練習の考え方~リディアード式トレーニング~
日本の長距離指導者の手本であり、今でも
その考え方は受け継がれています。
「800mの選手でも、冬期練習ではマラソンを走る」
スピードを求められる中距離選手でも、
マラソンを走り切れる「脚」が必要だと言います。
究極の無酸素運動である800mの選手が、
究極の有酸素運動であるマラソンを走ることで
スピード練習だけでは鍛えることが出来ない
「強い脚」をつくることが出来ます。
酸素負債状態になってからの粘りが違いますし、
スピード持久力を養います。
一般のランナーの方は、この考え方を逆にして
いつも長くゆっくり走っている方は、時々、
変化走やビルドアップ走、ショートインターバルを行い
スピード的な要素を取り入れてみると
バテ始めてからの粘りが格段に出来るようになります。
中高生の冬期練習は、こんな感じです。
中高生の為の冬期練習(1)