マラソンレースにおける弱点克服法とは・・・
まずは、安定したペースを刻めていたかどうかを
確認します。
一番ラップの速い時と遅い時の差を見てみましょう。
その差が大きい理由は、
1、後半の落ち込み度が酷い
2.前半オーバーペース
このふたつがあります。
勿論、両方の場合もあります。
そういう方は、トレーニング方法を根本的に
見直す必要があります。
感覚ではなく、ラップデータを基にして
フラットでない箇所はどこかを冷静に分析しましょう。
そうすると、
「必要以上に速いラップ」を無くした方が良い場合と
後半の落ち込みを最小限に留める為の
「スタミナ維持力」を
身につける必要がある場合とに分かれます。
前半、オーバーペースの方の場合、
「分かってはいいけるけど、癖になっている」
「速く入らないと後半の落ち込みが心配」
「どっちにしろラストは落ちるから」
などが理由だと思いますので、メンタル面での不安要素を
取り除くことが解決策となります。
この場合、中間走をより安定させることで
「後半落ちたらどうしよう」という不安を解消してくれます。
中間走の安定には、下記のようなトレーニングがあります。
10㎞(マラソンレースペース)走
+5㎞(5㎞レースペース)走
+10㎞(マラソンレースペース)走。
このトレーニングのポイントは、後半10㎞です。
これを安定させることが出来れば
本番も怖くありません。