ランニングフォーム作りで大事なこと | より速く、より強く、そして・・・より美しく!

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~すべては、ここから始まります~

やってはいけないマラソン知識(4)について、
コメント、メッセージを沢山頂きました。

皆さんに関心を持って頂けて嬉しく思います。
要点を絞って追記事項をご紹介したいと思います。

1)アフリカ勢との違い

多くの研究者が日本人(アジア人)とアフリカ選手の
違いについて研究をしていますが、根本的な違いは
筋肉の質と骨格だとおっしゃっています。

アフリカの選手達の傾向として
自然と前傾姿勢を生むような骨格形成がされています。
骨盤の向きが大抵の日本人とは大きく異なっています。
この骨格の違いと「細くても衝撃に強い筋肉」によって
あの着地が出来ています。

着地ではなく、脚の振り出し方自体が、
つま先着地しやすい形になっているという
根本的な違いを知っておく必要もあります。

アフリカ勢の台頭は、多くの留学生や実業団に所属している
アフリカの選手たちが、日本のマラソントレーニングの
ノウハウを持ちかえって、実践していることがあります。
そしてメンタル面の強さ、ハングリーさもあります。

日本の選手で「これを走らなければ食っていけない」
という選手は居ません。
給料が上がらないまでも下がることはありません。

背景にあるものの違いもまた、アフリカ勢の強さの要因です。

実際に実業団選手を指導してきて、
日本の選手がアフリカ勢に勝つためには、
フォーム云々の前に、
根本的に見直さなければいけないことが沢山あると
痛感しているのは事実です。

子供のころからそのように鍛えるというのは
一理あります。

その場合、食生活から、日常の立ち姿勢、座り姿勢、
高地にて毎日20㎞近く歩く習慣など
全て「それ用に変える」ことが前提になります。

そして、中学校、高校の指導者の方々が、
それを必要と感じて指導して下さることも必要です。

アジア人でフォアフット走法で世界一になったのは
中国の王軍霞選手です。
私はアトランタ五輪で直接、その走りを観ましたし、
その後も、何度もビデオで観ましたが、
それはそれは見事なフォアフット走法でした。

出来ないことはないという証明でもありますが、
彼女が行ってきて並はずれたトレーニングを出来る
日本の選手が居るかというと、それも疑問です。


2)踵着地はブレーキをかけない

これも根本的に間違っていることですが、
踵着地はブレーキをかけません。

ブレーキをかけてしまうのは、重心が後ろにあるからです。
正しい重心位置で走れている方は、
ブレーキをかけることはありません。

踵が地面につく瞬間の重心位置さえ意識出来ていれば
全く心配は要りません。

下り坂を走ってみると良く分かります。
意識して踵をつけると当然ブレーキがかかります。
軽く着ける、もしくは、殆ど着けないと、
どんどん加速していきますよね。
その時の、へその向き、お尻の位置を確認してみると
自分の本当の重心位置が分かります。

大抵の方が、ストライドが広過ぎているので、
ストライドが広い分、重心が後ろになり
それによって踵でブレーキをかけてしまっているのが
原因だからです。ストライドを2㎝縮めただけでも
正しいポジション作りは出来ますよ。

逆に踵から入ることで、シューズヒール部の
クッションを使って地面からの跳ね返りを活かして
スムーズに重心移動が出来るように、
最近のシューズは開発されています。

シューズ開発も進んでいますので、
日本人の走り方に合ったものが沢山作られています。
日本のシューズ開発は世界一ですので、
自分にあったものを見つけると良いと思います。

最後に、厳密に言うと、日本人のフォアフット着地と
アフリカ勢のモノとでは、フォアの角度が違います。
最初に書きましたが、骨格が違うので
アフリカの選手のようなフォアフットには
完全にはなりません。

ですから、極めたい方は別として、大抵の方は
重心位置を正してあげれば今のままでも十分
効率良く走れると思います。

もっとシューズを信じてあげても良いと思いますよ。

ちなみに、福大の田中先生には、以前、
中国の昆明でお会いしてお名刺も頂きました。

高地トレーニングに効果的なペースについて
どれくらいが適正かという質問をされたので
私の経験を基にお話させて頂きました。

とても研究熱心な方だったという印象があります。
自ら実践されて試されているのは素晴らしい事ですね。




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