短距離種目や中距離種目を専門にしている
小・中学生の皆さんは、
春に出した記録を、もっと縮めておきたいと
秋のレースを狙いにいっている事でしょう。
でも・・・
「どうも調子が上がらない」
力はついているはずだから
「もっと加速出来る筈だ!」
そんな気持ちが強くなって
日々記録を狙いに行ったり
レースを連戦したりしていませんか?
ここでひとつアドバイスします。
力めば力むほど記録は出ません。
もう一度、肩の力を抜いて
80%走を1週間くらい続けてみましょう。
「だって大事なレースがあるし…」
「力をダメさないと不安…」
そんな事はありませんよ。
春から力をつけてきたので
ちょっとやそっとでは力は落ちません。
もっと、自信を持ってください!
今、大事なのはカラダの力を抜き
客観的に身体の状態をチェックすることです。
1.筋肉の柔軟性をチェック
2.関節の可動域をチェック
3・血液の状態をチェック
4.内臓の状態をチェック
5.首筋・肩凝りをチェック
これは、ジュニア選手から大人のランナーさんまで
皆さんに言えることですが、
今、記録を狙いにいってガムシャラに走ると
疲労骨折をしてしまったり、
極度の貧血に陥ってしまったり、
慢性の肝機能障害になったりします。
レースがあるとはいえ、
思い切って1週間、
夏に頑張って走った方は、2週間は、
ゆっくりメニューに切り替えましょう。
部活動では、他の部員もいるので
ゆっくりメニューにするのが難しい場合は
練習にメリハリをつけて貰い、
筋肉を休める日を2~3日設けて貰いましょう。
体全身がバネのように弾ける感覚。
「体の芯の部分からエネルギーが込み上げてくる」
そんな感覚になるように、
コンディションアップに努めましょう。
(つづく)