金メダルの確立が高いのは、
体操の内村航平選手です。
なんといっても、あの美しい演技には
観衆を引き付ける魅力があります。
採点競技で最も重要なのは
ジャッジを味方につけることですが、
内村航平選手は、会場に居る全ての人のみならず
ジャッジをも魅了する実力を持っています。
高度な技をあれだけ美しく行うには
「ジュニア期の徹底した基礎練習」が
土台になっているのは指導者の間では
良く知られた話です。
「これが出来たから、次はこれ」
「もっと高度な技を習得させよう」
「他の選手よりも難し技をしよう」と
指導者や家族が先を急いでしまうと
ある一定のことろで伸び悩んでしまったり、
負けるのが嫌になってしまったり、
競技が好きでなくなってしまって、
寿命の短い選手になってしまいます。
出来ないことにチャレンジする精神は大事です。
でも、土台となる基礎を作ってから
余裕度を持ってチャレンジすることが
上達への近道です。
毎晩、布団に入って、
「次はこんな技に挑戦したなぁ」
「どうやってやれば出来るだろう」
「こうすれば成功するんじゃないかな」と
ワクワクしながら、その技のイメージを
脳の中で膨らませていくことが
競技力を高めるためには重要です。
自分が成功するイメージがつくれないうちは
何度挑戦してみても、新しい技は成功しない。
そう言っても過言ではありません。
子どもの時から、トップ選手になった今でも
内村選手は、同じ気持ちで勝負の舞台に
立っていることでしょう。
私達が、彼の演技を見てワクワクするように
彼自身が、世界最高の舞台で
世界一美しい演技をする時を
ワクワクしながら待っているのだと思います。
金メダルに一番近い男の演技と、
その表情に注目したいと思います。
