リズムも良く走れるけど
自分一人の練習だと、集中力が続かずに
マイペースになってしまい
追い込んだ練習が出来ない。
そういう方も、沢山いらっしゃいます。
それで構いません。
仲間と一緒に良い練習が出来るのなら
それで十分です。
「でも、それだとレースの時に困る…」
確かに、そうですね。
うまい具合に、ちょうど良いペースの方が
近くに居れば一緒に走らせて貰えばよいですが、
ひとり旅になってしまった時には
集中力が続きませんよね。
これは実業団ランナーでも同じです。
マラソンであれ、駅伝であれ。
ひとりで走れないというのは
ランナーにとっては致命的要素です。
では、それを克服する為に、
どう訓練しているのかというと…
集団で走っている時でも「走る位置を変える」です。
後ろにばかりついていないで、
前に出て自分が引っ張ることで
ひとりでもペースが作りやすくなります。
これには
1)視覚的な変化によるペース感覚を掴む
2)先頭を走ることで集中力が増す
3)走りのバランスが安定する
この3つの要素が関係しています。
毎回、人の後ろで走っていは
何も考えなくても良いペースで走れてしまいます。
何のプレッシャーもないので、思考を止めてしまいます。
これではペース感覚は発達しません。
集中力も増しません。
でも、自分が前で走ることで、
景色の変化を意識するようになります。
ペースを作るということは視覚的に
速度感覚を身につける必要があります。
自分が先頭で走ることで、
視覚情報をもとにペースを作れるようになります。
視覚情報を得るためには、集中力も必要です。
慣れないうちは集中力が続かないと思いますが、
後ろについたり、前で引っ張ったりを繰り返しているうちに
集中力が続くようになります。
集中力が増してくると、精神的にも余裕が出来るので
力みがなくなり、走りのバランスが安定します。
20㎞や30㎞走を行う際に
ペースを作るのが上手い人だけに頼るのではなく
代わる代わる先頭を走るようにすると
一人で走れないと思っている方も
ペースを作れるようになりますよ。
最初は緊張してしまうかもしれませんが、
それも次第に慣れてきます。
緊張感のある練習こそがレースに役立つ練習です!
是非、練習の中で試してみてください。
