「足作り」です。
※脚作りとも言います。
クロカンなどの起伏を使った練習をすることで、
脚力の強化と心肺機能の強化が同時に出来ます。
足作りが出来ている選手の脚は、
無駄な脂肪がなく、後半も粘りがきく力強い脚になります。
「足が出来ている」
そう言われている選手ほど、クロカントレーニングや
長距離走(持久走)を取り入れています。
平坦な道で練習している選手に比べ、
起伏を使ったコースで練習している選手は、
お尻から腿の裏側にかけての筋肉が発達しています。
俗に言う、細く軽い体で「絞れている足」とは、
この部分が違います。
トラックレースや、平らなコースを速く走れる選手でも、
風の強い日、アップダウンのあるコース、
20㎞以上の長距離を走ってみると、足作りしている選手と
していない選手とでは、大きな違いが出てきます。
佐久長聖の選手達は、両角先生が自ら作ったクロカンコースを
毎日走ることで自然の内に脚力強化が出来ています。
そして、佐久という土地柄、標高の高さも関係し、
心肺機能の強化が出来ていると言われています。
同じ1㎞3分ペースの練習をするにしても、
平らなグランドで行っているチームと、
起伏のあるコースで行ってチームとでは、
その負荷が違うというのは、お分かり頂けると思います。
それが365日毎日続くのです。
一年後、二年後、強さに違いが出てくるのは当然ですよね。
高校3年間、そういう環境でしっかり練習してくると
高校卒業後の3~4年間、高校時代の成長期に鍛えた
「練習の貯め(ため)」があるので、
好成績を出す傾向があります。
実際に、今年の箱根駅伝で佐久長聖出身の選手が
多数活躍したのも、高校時代の練習の賜物なのです。
ただ、高校卒業後、故障がちで、
高校時代と同じような負荷が掛けられない選手は、
4年目、あるいは、実業団に入ってから、
高校時代と同じような活躍をしなくなるのは、
「練習の貯め」がなくなるからです。
年に何度かは快走をしますが、ダメな時はダメという
ムラのある走りになってしまうのも、それが理由です。
そういう選手は、もう一度時間を掛けて
「足作り練習」をコツコツと行わなくては、
本来の走りが出来なくなります。
いや、否定的な言い方ではなく、プラスに考えると
社会人になって、もう一度「足作り練習」を行うと
3~4年後、年齢的には26~27歳くらいになった時に
日本あるいは、世界で活躍する選手として
ひのき舞台に上がってくることも期待出来ます。
「足作り練習」
このブログをお読み頂いているランナーの皆さんの
パフォーマンスアップにも欠かせないトレーニングのひとつです。
是非、頭の片隅に置いておいて下さい。
