先日から私が悩まされている「コバエ」。

私は飛び回っているハエを1匹残らず吸い込むことはあきらめ、大人しくハエ取りグッズを買って家に戻った。

「何匹この棒にくっ付くかな~。」

私はうきうきする気持ちを抑え、部屋に入るとハエの姿が見当たらない。
ハエの奴もどうやら虫の知らせというやつで危険を感じとったみたいだ。
あんなに何十匹っていたのに不思議なもんである。
私はせっかく買ってきたハエ取り棒を使わないのも悔しいので、とりあえず部屋に飾ってみた。
なんだか甘いにおいがする。

姿を消していたはずの獲物が早速、匂いに引き寄せられ粘着棒につかまった。

そして、見事つかまった1匹目のドジな獲物は私であった・・・。

悔しいというかなんというか、匂いを嗅いでいる自分の鼻と棒との距離感がわからなかった。
これも老化現象の1つであろうか・・・。
落ち込みながらも、とりあえずはちゃぶ台の上に乗せて様子を見ることにした。

しばらくして2匹目ゲット!!!
と言いたいところだが、ちゃぶ台に置いていたことをすっかり忘れおもいっきりパジャマのズボンにくっつけてしまった・・・。

肝心なハエはとれず、自分ばかりくっつくことに嫌気がさした私はハエ取り棒をいさぎよく捨てた。

「ハエなんかもういいや!」

私はハエに関してはあきらめがハエーのだ・・・。

はいっ!!うまくまとまったところで(そういうことにしといてください)今日はこれにておひらき!!