全然、ハクナ・マタタなんかじゃないですよ。
誰がどう見たってハクナ・マタタとか言ってる場合じゃない。
ふざけんな、と思うかもしれない。

だけど、お願いします。

子どもと関わる仕事をしてる人
とくに小さい子どもや障害を持つ子どもと関わる仕事をしている人
街やその辺で泣いてる子どもや不安がっている子ども
パニックになっている子どもに遭遇したとき

お願いだから、「ハクナ・マタタ(心配するな)」の精神で接してください。

子どもに、
不安を募らせるような表情で、不安を煽るような言葉をかけないでください。

どうか
「大丈夫だよ」「怖くないよ」
と、笑顔で手を握ってあげてください。


私たち大人でも恐ろしいこの状況
何もわからない子どもたちは、それでも空気を察知します。


11日、高等部の生徒、小・中学部の生徒数人、自分のクラスの生徒一人が学校にいる中地震に遭いました。

子どもたちの前で、不安な顔で
「保護者に連絡がとれない、電話がつながらない」
と口に出す教員を見て
正直失望しました。
怒りさえこみあげました。

そんなことをされて
その横で子どもの手を握って
「大丈夫だよ。今~先生がお母さんに電話してるからね」
と笑う私はどうすればいいんだ。


これだけは断言する。
私は絶対に間違っていない。


お願いします。
今日以降も、子どもと関わる仕事をしている人
それ以外にも
何かあった場合、そのとき自分のそばに子どもがいたら
笑って手を握ってあげて。
手を握るだけで人は安心できます。


これは、誰にでもできること。
だけどこのような状況下ではとても難しいこと。
それでも、みんなにしてほしいこと。
みんなにならできると思うこと。



被災された方、被害に遭われた方すべてに
心よりお見舞い申し上げます。

今も危険の中作業をしてくださる方
本当にありがとうございます。


余震など、まだまだ予断を許さない状況です。
どうか皆さんお気をつけて。