10年前の今日の今頃は、いったい何が起こったのか分かりませんでした。


テレビで報じられる映像は事実として受け止められず。


その日の夜に両親と連絡が取れた時も、数週間後に故郷に帰ってその惨状を目の当たりにしても、どうしても信じられませんでした。

今思えば、それを事実と受け止めてしまったら、何かが壊れてしまう。

そんな風に感じていたのかもしれません。


あれから10年。全てのことがあの日から今日まで続いているんですよね。忘れるわけがない。


生きていきましょう。

精一杯生きていきましょう。

おはようございます。

また明日。

そう言えることは、きっと奇跡みたいなバランスの上にあるんでしょう。


普段の生活があることを有り難いと思う。


今日みたいな日は、強くそう思います。


これからも故郷とともに。