佐藤くん、舞台って興味ある??
ある朝、スマホに届いていた一通のメール。
これがきっかけでした。
考えるより先に身体が動きました。
興味、あります!
劇団ヘロヘロQカムパニー第35回公演
舞台版 声優に死す 〜other side〜
こうした舞台に立つのは10年ぶり。
ましてや、僕が生きる今の状況。
声優になることのきっかけになった方の劇団。
声をかけていただけた事の嬉しさと同じくらい、丸腰で舞台に立つ事に胸がドキドキしました。
お客様を楽しませる事はできるのか。
座長の関智一さんをはじめ、長沢美樹さんら劇団の方々に迷惑をかけてはならない。
正直な話、台本をいただくまでは、そんな漠然とした不安が胸にありました。
台本に記された設定。
約15年後の自分。
色々考えた結果が・・・これ。
パターンA
パターンB
隣は農業体験に来た学生さん(違)
堀海斗役の榎木淳弥くん。
いやー、舞台上の彼、輝いてた!
今回ヘロQさんに参加させていただいて、魂を削って芝居に打ち込み、板の上で熱を放つ人たちの稽古場に足を踏み入れた時に思い知ったのは、自分の甘さでした。
技術とかそんなことよりも、何よりも芝居に対しての姿勢。
俺はどんな役者になりたかったんだ?
自分が役者を志した頃に、思い描いていた役者とは何だったんだ?
そんな事を再確認する機会をいただけたように思います。
そうして佐藤拓也(48)を作っていったのでした。
僕はやっぱり芝居が好きです。
ここからまた、積み重ねていきます。
ちょっとお写真。
僕が生まれて初めて手に取った、声優指南の本。
それが僕のスタートでした。
その教材のCDに吹き込まれていた長沢さんの音声を聞いてから約20年。
やっとこうしてお会いできました。
はじめての先生です。(勝手にそう思っています)
演じられている時の佇まいと視線で、一瞬で世界に引き込まれました。
僕が声優になろうと決めた、きっかけ。
この方の芝居に胸を打たれて、今この世界にいます。
今回、この機会を僕に与えてくださった事、心から感謝しています。
もっともっと、輝ける自分になります!
劇団ヘロヘロQカムパニーの皆さん、スタッフの皆さん、そして会場に来てくださった皆さん。
本当にありがとうございました!!
お疲れ様でした!!