やるって決めてもやれないことがあるのが歯がゆくて
責めても違うしつまりはプラン練り直すしかなくて
やらないのかやれないのか
そもそもやりたいのかが問題です
出した手途中で引っ込めるクセが未だに直りません
積み重ねた罪滅ぼしのためにつまりは僕がしてきたこと
生きながらにして死んでたいみたいな気持ちはどこへゆくのか
逃げたいというか逃げてしまいます 言い訳も正当化も遅いんだって
じゃがりこかじってトクホ飲み干してそれでもお口はさびしくて
駄々っ子のままで永久機関を擦り切れるまで往復です
ロールの前のロックはいつも
夜明け前の暗さに似てる
ロールの前のロックはいつも
生まれ変わる寸前の不死鳥のよう
君の過去など大して知らない 大したことだと思ってないだろ
一度決めたこといじくり回してダメにするのはさびしいからか
ニュースと商品 呪いの言葉を今日も撒き散らしているけど
未完成なかわいさはいつだってやさしさを思い出させる
まあでも余裕がなくっちゃそれすら気づかずけっ飛ばしちゃいそうなんだ
あー関係なんてキリがないものを誰が作ったんだ
なんて知らないけれど この用事は間違いなく僕のチョイスだ
もう消えたいっていうか忘れちゃいます良い悪いを軽々越えて
唐沢寿明53だって あれ今年 俺いくつだったっけ
ロールの前のロックはいつも
羽化する前の蛹に似てる
ロールの前のロックはいつも
指先でピンと弾かれる前のドミノ
マジもう世渡り超怖い
マジもう世渡り超怖いんだよ
マジもう世渡り超怖いけれど
マジ無理だとは言ってない
君は今までどこで何をしてきた
ずっとずっと花火に火薬を詰めてきた
打ち上げるまでも祭りだったら
シケたままじゃあ終われねえや
一花 咲かせてみたいんだ 君と
苔むす岩を手のひらで転がそうとする星ばっかの国がいて
つまりはどうするのかって
やっぱりわたしの問題 あんたの問題
嘘偽りで笑って泣いて テレビドラマの言う通り
赤の他人のくちびるは 果たして君を救ったのか
赤の他人じゃないって言って
赤の他人じゃないって言って
赤の他人じゃないって言って
教わらなくてもわかってたことの価値にも気づかずに
さっき言ったこと全部嘘に変えるスイッチなんてないけれど
本気が進めば進むほど ひとりでに分けられちゃうんだろう
積み重ねた罪の正体
思い違い 失敗 気の迷い
どうにもならないの集合体
自分にとって何がいいかすらわからないのはごめんだ
ロールの前のロックはいつも
溢れ出しそうなコップみたいだね
ロールの前のロックはいつも
出番前の楽屋の無限時間
ロールの前のロックは今も 君の中で
ロールの前のロックは今も 君の前で
ロールの前のロックは今も 君の
ブレーキ踏んだ足が離れる直前のホイール
君のハンドルは誰が握る
僕のハンドルは誰が握る
君のハンドルは
君のハンドルは
君のハンドルは
離すな。