さあ、式のだいたいの事が決まりました。

ですが、ここからが大変でした。


まず見積り額が当初の約二倍になりました。
100万で収まるかな?と思っていましたら、
彼の方の招待数が増えました。

プラン内で収まるはずが15人近く増やしたんです。

増えた分追加料金がかかります。
追加料金の1人分をよく考えて人数を確認しましょう。

そして料理やドリンク以外にも、引き出物・名披露・お菓子・引き出物袋(袋代ってかかるんですね。一つ500円~千円以内)も増えます。

またケーキ代が人数分かさましされ、フラワーシャワー分も増えます。

私の式場はウェルカムドリンクが飲めたので、その分の追加もかかりました。

見積りを見て、不要な物は削減する【仕分け作業】をしました。
レ●ホウさんの如く、必要か不必要かしっかり決めました。

ただ、うちはお金を出していません。

「金をだなさい奴は口出すな」
って言われていましたので、極力演出を減らしました。

その代わり「金を出すけど口も出す」ってお義母さんには気になるところは言っていただきました。

それと平行して、招待状が出来上がり宛名書きをしました。
筆書きは慣れて無いから、筆ペンで頑張りました。
50人未満だからなんとかね…出来たと思います。

気がつくと年末~お仕事。
年末年始、式場はお休みになります。

その間に新年の挨拶と招待状を持ってご挨拶に伺いました。

母方の親戚さんにはご飯会を開いて御披露目とさせていただき、
父方の親戚さんには新年のご挨拶でお邪魔しました。

式場探しからあっという間に2ヶ月経過していました…

招待状の返信待ちをしながら、いよいよ恐怖の【席次表】の作成を促されました。

最初は式場に頼もうかと思いましたが手作りにしました。
だがこの後何度も見積りのたびに【席次表】の値段が入れられるミスが続きます。

ちょっとした不信感。

しかも年末にかけてくそ忙しい年賀状の受付で残業ばかり。


正直、体力の限界でした…
そして心が悲鳴をあげていました。
でも誰にも言えずに居ました。

今だから言えます。
「もっと周りに甘えて良いんだよ」って。


はてさて…ペーパーアイテムやウェルカムグッズは全て後回しにしていましたが、
1月になりそろそろヤバイ!!

と焦りました。

市役所の手続きついでに、近くの子供の頃はよく通ってた手芸店へ走りました。

そこで羊毛フェルトに出会いました。

まずはウェルカムドールのキットと、
リングピローのキットを購入。

それから羊毛フェルトの基礎セット(マットと針がセットになってる奴)も。

席次表は姉がG.CREWのCD-RとブライダルのCD-Rを持って居たので、
それを使わせてもらいパートまでの間に少しずつ進め…

夕飯の後~寝るまでの間にウェルカムドールの製作。この頃からは寝る時間を削ってやってました。

(おかげでマリッジブルーにどっぷり浸かりました)

絶対オススメ出来ない!!

新婦が1人で抱え込むものでしょうか?

準備を二人で協力してく事で結婚式までに二人の絆が深まったり、
気分が高まったりするかもしれません。

私の場合、何一つ準備を手伝って貰いませんでした。
材料を買いに行く時だけ、足になってもらいましたが
それも体調が悪い時は注意が必要でした。
偏頭痛持ちの相方さんはすぐ体調を崩して寝込みます。
休みの日は体調を見て時間を合わせ連れてって貰う。

その最中にもちょっとした事でイライラされ(仕事のストレスが溜まってるので)、爆発すると

「1人で準備出来ないならやらなきゃいいじゃん」

これが決め台詞となり
「金は出すけど口も出す」を譲り受けた息子はトンデモな魔神になりました。

LOFTに材料を見に行ってどれが良い?
って聞くと
「どれでも好きなのにすればいいじゃん」
これ定番。

100円SHOPに行っても
「勝手に見ておいでよ(自分は車で寝てるから)」
隣はカップルでこういうの使えるねって楽しげなのを横目に1人真剣に悩むオイラ。

私がせっせこやる隣でPSPでモンハンをやる。
私もやりたいのに…

そんなゲームをやる時間も無くYouTubeを聞きながらBGMを考え、PC作業かドールの製作。

寝る前に布団に潜りイヤホンでBGM決めの続きをする横でイビキをかいてる相方。

こんな新郎(旦那予定)なら結婚辞めたがいいかもしれませんね。


キットは初心者にはとてもありがたく、一週間もしないうちにドールとピローは仕上がりました。


手芸店で見つけた羊毛フェルトの本を全部パラパラ見てて、
レストランウェディングだからテーブルの上に置くもの【席札スタンド】は
スイーツにしたい!

パフェなら可愛いかも?

作り方が載ってる本は無いか!?

スイーツの本がある!

ん!?ケーキ良いんじゃない?
豪華に見えるし

よしケーキの形したスタンドにしよう!

とりあえずこの本ならケーキの作り方も載ってるね


で、一冊の本に出会いました。
(テケテケ・テッテッテー♪【ドラクエの効果音】)

本を買う帰りにフェルトを買って試作品作りにチャレンジだ!
と思いきや肝心のカゴが見つかりません。

私のパートの収入は前に話た通り余裕が無い程生活費に消えていました。

そして結婚式の雑費は私が出してたので50個×単価で考えると100均の物しか使えません。

ワイヤーバスケットの一個300円位の可愛い物ならいくらでもありました。

ですが…無理です。
後日探しに行く事にして帰りました。

数日後、両親と私と姉の子供の面倒を見つつ探しましたが見つからず…
(半分近く甥っ子の世話に費やしてしまったけど、相方さんと出かけるよりずっと楽しかったのは秘密です)

姉と両親で再び一緒に探し回った時に
「どうせ持って帰らない人も居るから100円で揃う物にした方が良いんじゃない?」
と後押しされて
キューブ型の小さなガラスの容器にしました。
(観葉植物入れたりキャンドル入れたり出来るサイズの)

生まれてこのかた、初めて100円SHOPで大量注文とやらを体験しました。

へぇ…そんな事出来るんだねぇ。
便利な世の中だねぇ。

なんて思いつつ、店員さんに
「こいつ、なんでこんなもん大量注文すんだ?」
って思われてないか不安になった小心者ですが。

この時、容器を探す傍ら羊毛フェルトでイチゴをせっせこと量産していました。
容器が決まったら本体のスポンジ部分×二個
それにクリーム部分、断面部分を差し込んでく作業は
まるで内職…
「か~さんが~夜なべ~をして~♪」

と口ずさみながら

作っては寝て→家事をして→作って→パート行って→家事して→寝るしたくして→夜なべして…の繰り返し。

そんな生活でした。


やっぱり手伝ってもらうところは甘えとこう!

がこの記事のしめにふさわしいかもしれません(笑)
式場に電話をしましたが、それだけでは契約した事になりません。

契約書と共に前金を渡す事で○月○日の▲時▲分~挙式する事の契約になります。

ただしそれは全額払う訳じゃなく、10万とか何万とか場所によっては違うかもしれません。

私達は前日に1日待って貰うのに一万円払い、次の日に私が彼に返済していた15万近くのお金から払ったのでした。

それはまた彼への返済額がスタートに戻ってしまった日でもあります。
車の修理費と前借り代20万はこれからまたギリギリにきり詰めて払っていく予定です。

結婚したからって帳消しにはしてくれ無いんだな…
こいつ、セコイな…

と思ってる私は人間としてオカシイのかもしれません。ごめんなさい。

話を戻して…
そこから怒涛の準備期間が始まりました。

最初の希望として教会式・レストランでの披露宴・ドレス・装花・引き出物・演出料金・招待状など
の平均的予算で見積りを出されます。

早速招待状選びをしつつ、内見会(内覧会?)の日が決まりました。

その日はお義母さんと三人で行く事になりました。
その数日前にお義母さんに呼ばれてスーツを持って無かった私は慌ててユニクロにジャケットを買いに行ったのに、
上から下までまるでプリティーウーマンの主人公になったかの如く買い与えて頂きました。

これからご挨拶に伺う際に失礼が無い様に、
ワンピースとジャケットとパンプスとコート、
それから真珠のネックレスにイヤリング…

鞄もいただきました。

そして内覧会用に服も…。

そんなに私は○○家にとっては恥ですか?
と不安になりつつも実の親にして貰うはずの事まで支度して頂いて恐縮しっぱなし。

当日お義母さんを迎えに行って、いざ式場へ…

お義母さんの第一声をその時素直に聞いていたらこんな事にもならなかったかもしれません。

プランナーの人が来るまでラウンジで待機してました。
そして名刺を渡し挨拶をしたプランナーさんの後に着いてまずは料理とかを展示してあるスペースに移動。

その時
「こんな若いプランナーさんで大丈夫かしらね?
もしダメなら変えて貰いなさいよ」
と言われたのでした。


料理もケーキも下の披露宴会場用の物が用意されてて私達が見る物ってほとんど無かったのですが一応写真を撮りまくる私。

テーブルコーディネートも披露宴会場用でした。

その後すぐに模擬披露宴が始まり、モデルの方が実際に入ってきてプロフィール映像(デモ用)が流されたり、
お色直しの入退場、キャンドルサービス等々。
最後のエンディングロールは実際に来てた人をこっそり撮影していた映像を使っていた様で、私もバッチリ映っておりました。
(営業の仕方がセコイ!!)

全て終わってから直ぐにキャンドルサービスはどれにしますか?

その後挙式はどのスタイルにしますか?(オペラ歌手を着けますか?)

披露宴のBGMは何にしますか?(CDもしくは生演奏)

と怒涛の選択ラッシュ…

ヘトヘトになりながらレストランへ移動しました。

後から気づく事ですが、雑誌(ゼ○シィ)に載ってるオーダーメイドのケーキは披露宴会場のみのサービスなんです。

プレゼント型にしたかったのですが、
レストランのは一段のただケーキにベリーが乗っかった物。

料理も下のお子様ランチ風なのが無かったりして残念な気分です。

そして一応最低ランクの料理コースがあるなら(最低と言っても1人1万円)、その見本位用意してくれてもいいんじゃないか?
なんて思ってました。

ここの内見会は料理の味見をさせてくれません。
いつなら味見出来るの?と思ったら、
「レストランはランチもやってますから、またお義母さんと来てみては?」
みたいな事を言われました。

正直料理が満足いただけたか凄い不安です。

後々打ち合わせで来た時に料理の味見つき見学会が開かれてるのを見て
凄いがっかりした覚えがあります。

契約した後じゃ参加させてくれないんですね…

そしてケーキ、料理が決まるとテーブルコーディネートの打ち合わせ。
フラワーリスト?さんとテーブル装花とメイン等の色みと値段で花の種類を決めました。

ただ実物がない分、当日になって凄い寂しく感じたのも否めません。

ここは値段がはっても見栄をはるべきかも…

男性にとっては「花ごときにお金払うなんて勿体ない!!」って思うかもしれないけど…

料理が出てくる迄に入場待ちと乾杯などあります…
皿の上にメニュー表と席に席札があるんで、
もし寂しく感じるならグラスを席札にするとかワインを席札にするアイデアにしたら見栄えもするし、
ギフトになるかと思います。

そして教会へ移動して教会の花、飾りを決めた。

造花で決めちゃったけどそれでも良かった気がします。
まだデータが来て無いから判りませんが。

引き出物はお義母さんもカタログでOKを貰いましたが後々揉めました。

お祝いを沢山包むのにカタログギフトは一律って失礼じゃない?
とお義母さんにクレームが来てしまったそうです。

何個か一個上の物にすれば良かったかもしれませんね…

カタログギフトも値段別、種類別に沢山あります。
中身を見て年齢ごとに訳てもいいでしょうし…
かさ張る物が良い地方の方には現物でも良いかと思いますが、
持ち帰り面倒臭いですよね。

うちの地方では名披露と言う二人の名前が入ったのし紙に巻かれた物を入れなきゃいけない事を知りました。
物自体に名前が入って無いから使い勝手の良いもので、自分で使わない物なら良いかと思いました。

それが終わって写真やらビデオ、旅行等のオプション決めでしたが…

料金にびっくりして辞めました。
ビデオ撮影に20~30万。
写真も披露宴込みで15万以上かかります。

結局挙式中は身内が撮影出来ないので業者に頼みました。
それでも5~6万かかります。

なんでホテル専属以外はダメなのでしょうか?

披露宴の写真なんて素人じゃ上手く撮れるわきゃないじゃん…

フラッシュたきわすれとか赤目になってるし、
目線何処にも定まって無いし。

実際に散々な写真ばかりになりました。

私だったらこう撮りたい!人物だけじゃなく、ケーキの入刀前と、キャンドルと、料理とって
物も撮らなきゃ…ってあるじゃない?

素人…ましてや参列者にそんな余裕ありませんよ。
しかもそんな事まで気が回るのは写真屋で働いてるからかもしれません。

次に誰かの式に参加したなら…頑張っちゃうよ!

だってデジカメだもん失敗しても撮り直し効くんだよ?
今のSDカードって容量いっぱいだから200~300撮れるんだよ?

色んな設定に変えて一番綺麗に撮れる様に頑張って!!

連写の如くシャッター切りまくっちゃって下さい。

とは私は言えませんでした…
カメラ好きな人が居るって言われて安心した結果、画質が悪いカメラ持って来た姿を見て…

やってしまった

と思った。誰かに写真頼めば良かった…

一番綺麗に撮れて居たのはパート先の方が撮ってくれた写真でした。

わざわざ一眼持ってきてくれたんです。ありがたい…


話を戻しまして、
そんな感じで半日~1日かけて当日の事を決めていくので覚悟していきましょう。

歩いても足が痛くない靴
カメラ
ビデオカメラ
(演出の変化を映像でとっとくと後から見直せます。
DVDを頼んだりキャンドルやルミカ演出の細かい変化が判りやすいですよ)
メモとペン

これは最低必要です。
あと個人的にICレコーダーもあれば聞き間違えや忘れてしまわずにすみます。

私の担当の人は言う事がコロコロ変わる方だったので、
余計ICレコーダー持って行けば良かったと思います。
今となっては…です。
式場探しはゼクシィを買い、お義母さんがプリントアウトして下さった物、職場の方が集めた資料を元に私が行きたい場所を見つけて資料請求→一緒に行くという形でスタート。

どうしても譲れない点以外は妥協する事も頭に入れて…

妥協出来ない点は

◎教会式である
◎教会にステンドグラスがある所
○前撮りがしたい
(後に諦めました)

数少ない意見を元に、彼に何処がいい?と聞いてみましたが

「お前も俺も貯金が無いのに…何贅沢言ってんの?」
と喧嘩になる始末。
泣きたくなった…
横道にそれますがお金の話


貯金出来ないのは就職して正社員じゃないお前が悪い
俺は実家で暮らしてればこんな思いしなくて済んだのに

なんて言われて、私は反論出来なかった。

実家に暮らしていれば私の収入は大半が親に吸い取られていた。
生活の為だから借金の返済の為だから…と。

本当はダメだと知りつつも、年金を払わず月に一万ほど残った収入から洋服を買ったりマスカラ(化粧品)を買ったりデート資金へ。

だから家を出ると決めてから貯蓄に出来るだけ回して10万近く貯めた。

その貯金はバイトが見つかるまでの食費と携帯代(両親+私の三人分)であっと言う間に消えてしまったけど。

その後彼の車をぶつけてしまいその修理費と自転車を買った費用を稼ぐ為パートに出た。

月10万近く稼がせてもらったが、週6日働いて家事をする生活に苦しく感じていたのも本音です。

月15000円~二万の携帯携帯代と食費二万円~三万、そして車の修理費2万円…
自転車を買う予定で貯金を残しておきたかったけど、慣れない自炊に思いの外貯金が減って行ったので、彼が立て替えてくれた分として月に一万づつ…
生活用品(シャンプーやら洗剤やら)を買って手元に残ったお金で冬用の布団を買ったり湯タンポを買って冬を乗りきった。

月づき彼に渡した二万が15万近くになっていたけれど、
これは元々俺の金だ。
なんで貯金が出来ないんだ?お前は…

と言われて悲しかった。
その頃は値上がり前でしたがイライラを抑える為に吸い出した煙草を一箱二日で消費していたので320円×15日分(約5000円)

コーラが飲みたい、お菓子が食べたい…
って言われたら仕事で無理させてるからって毎日500mlのペットボトル一本とお菓子をたまに買っていたしね。
(コーラはペプシもゼロコーラも飲まない人でしたので、88円~95円×30日分と100円前後のチップス×10日分)

パート先の人とお茶に行きたかったけど、給料日前は本当に数百円の世界で切り詰めていたから

「ごめんなさい、今日は夜勤だから早く帰ってお弁当作らなきゃならなくて…」
と嘘をついた私がいたけど、
食料品の値段から生活費の話になり
「うちは彼が家賃とか払ってくれてるからねー食費や生活費位払わないと悪いかなって…」
とつい口を滑らしていた。

そしたら新婚ホヤホヤさんの方に
「でも家事は全部やってるんでしょ?うちはパート代全部私が使わせて貰ってるよ?少し話し合ってみた方がいいよっ…」

って教えてくれました。

結婚したら財布は一緒って考え方はどうやら彼には無いみたいでした。

【私が働けなくなったら】そしたら全部みてやる

との事…
妊娠するまでは今までと変わらない日々が続きそうです。

そんな状況でも変わらずパートの方は、
私を誘ってくれて嬉しかったです。
しかも給料日後で少し余裕のある時期を見計らってくれたり…
何かと理由をつけて奢ってくれる時もありました。

本当にありがたいと思っています。

そしてそんな私とは違い、彼の生活は潤いつつあります。

ここだけの話…
彼にはマイナスがありました。
それはギャンブルの資金に溶けた物だった様子。
最初は順調に減っていた矢先、

融資の上限をあげれますがどうしますか?
と甘い誘いがかかった。

その誘いに乗って彼はバイクを買い換えた。
DS400→HONDA→DSCの1100?1200?に。

ア○ムやレ○クみたいな街でよく見るあの会社のCMが大嫌いです、私。

少しづつ返済しながら毎月給料は生活費を抜いた分も全て彼の自由。
雑誌を買ったり煙草を買ったり…
年末にはパチンコ屋さんに行っていたようですが。

たまたま運がよく負けずに済んだから良かったのですが…
これで彼を調子に乗せたのは否めません。

勝ち分が膨れあがりそのお金でリングを買った。
汗水垂らした成果じゃない点は今でも気になってはいますが…

結局マイナス分は式前に完済したのでここでは、
よしとしときます。ここでは。


そんなこんながあったせいか式場選びはマ○エールとか【高い】と有名な場所は候補にしなかった。

雑誌版ゼクシィに載ってるのはほとんど200万を越えていた。
携帯用で費用と人数だけ入力して、あとは写真で式場にステンドグラスがあるかないかで資料を三ヶ所から請求した。

ある所はアパートまで直接資料を持ってきてくれた。
だけど予算以上になってしまうから諦めてしまったけど。

お義母からは「早く式場決めなさい」と言われ、
彼には「面倒くさい。見に行ったら決めなくちゃいけなくなりそうじゃん」と先伸ばしにされた。

ようやく重い腰をあげたのは無理矢理一ヶ所見学予定の電話をした後からでした。

そこはこじんまりとしたレストランウェディングが出来る所でした。
1日二組だけしか行わないって言う場所。

着いてみて綺麗だな~カワイイなぁと思ったが、同日挙式のカップルが居て中の見学が出来なかった…

教会、ドレス、前撮りとどれも良かったけれど、
中が見学出来なくて私達とご縁が無い感じにも思えてしまった。

若いカップルにオススメしたい位カワイイと言う言葉がぴったりでした。

その帰り道…近くの式場も見学会してるって言うんで行ってみた。

それが私達が挙げた場所です。

当日すぐ行っても良いですか?って質問に
是非!と言ってくれたプランナーが私達の担当になったのは後日知った事です。

そして式場に着いてすぐ責任者らしき人が挨拶に来た。
そして先ほどのプランナーが来て、式場の案内をしてくれました。

最初に行った所の写真より良く見えてしまったんですよ。
やっぱりホテルなだけあってか内装はそれなりに立派です。
教会も別棟にあるし、レストランだったら料理もそれなりかと思ったし…

私も彼も気に入ってしまった。

ただ最初にもらう見積りをみて予算オーバーは確実。
しかもすぐ決めないとプランが適用出来ない…と急かされてしまった。

正直まだ他に見たい所はあったし、前の場所も気になっていたのですが…

即決しそうな彼を諭して1日考える事にして帰った。

帰ってからも彼はどうする?と言ってもどっちがいい?
と質問に質問で返される最悪のパターン。

喧嘩になりつつもそこで決める事にして、
私は次の日一件目に行った所に断りの電話をした…

そして二件目に決めましたと電話をかける事にした…


式場選びは慎重にした方が良いです。
私達みたいに半年以内に式を挙げたい人以外はそんな急ぐ必要は無いけれど。

万が一半年以内にする予定の方…
挙式予定日から○○日以内のキャンセルは○%料金を頂きます
と契約書に書いてあると思います。
式場回ってる時間がなくっても、1日に二件は最低回って下さい。
土日で四件回れるんだからあまり長居せずでも慎重に見て回って下さい。

見るポイントは色んなサイトに載っています。
エントランス・駐車場・スタッフの態度・雰囲気・周りの道の渋滞さ加減・そしてトイレ…等々。

気になったらメモしまくります。ケータイでも良いです、手帳でも要らない紙の裏でも良いです。

写真とここが違う。
スタッフがバイトっぽい。
ここが好き
ここが嫌い

そして私達はあまりに前もって知識を居れていかなかったばかりに、
雰囲気にのまれてしまってたんだと今は気付きました…

どうしてもこの日のこの時間が良いってのが無い時は、
予定日を少し伸ばしてでも何件も見て下さい…

そしたら私達みたいにならないかもしれないから。