三日め→「う」
う、ならばこれしかない。
これを避けて私を語れまい。
ウルフルズ。
「ガッツだぜ!」のヒットの前にレコード屋さんで「さんさんさん」のプロモーションビデオを見てなんだこれ?と思った。
面白い。
ビジュアル系でないし、かっこいいのかも分からない。でも気になるしかっこいい。何が好きか今思えば飾らないところ。捻ればいいのにって姑息な手段で嘘をつかない感じがたまらなく人間くさくて大好きだ。
四人に出会った頃は高校生活がしんどくて、いい子を演じるのに必死な私。学校の愚痴を部活が終わって遅くに帰宅して親にマシンガンの如く放つ自分が許せない。私立の高い学費を払って愚痴を聞かせる子供を産んで、家の親はかわいそうだと思っていたけど、言わずにはいられなかった。そんな中でそのままでいいと言ってくれているような気がして、本当に出会えて良かったと思うバンドなのだ。
勝手な思い込みだがたくさん助けて貰った。
韓国に留学するときに、韓国語を勉強しにいくから日本の歌はいらないと思ったが、ウルフルズのCDだけは持っていった。
20代前半をたくさん助けてくれたバンド。
好きすぎて去年間近で会えた時はもう何も言えなかった。
好きすぎると人間てこうも弱いんだと思った。
もしも一緒にお酒が飲めたなら、そんなことにはならない成長を遂げたい。
鏡は先に笑わない。
私の大好きな言葉だが、まず笑わないと回りは笑えない。
ギターのケイスケさんが笑った顔が大好きで、笑顔は人を幸せにする、その為に笑う、は、自分が苦しくても笑う、は世界を救うと思う。
それに加えてギターを弾く腕の血管が素敵すぎる。
私は腕の血管と上腕筋が激しく好きなのだけど、もうね、セクシーなのだ。ギターを構える腰の角度と腕の角度と浮き出た血管のバランスがセクシーすぎる。その上ナイスカッティング。
そして一番目立つトータスの歌やセンスも大好きなのだけど
陰で支えるリーダーはウルフルケイスケ、なのだ。
リーダーでありながら謙虚、子供のような強引さを兼ね備えてしまっている私からしたら、あー!と感心させられることしきりなのです。
謙虚でありながら存在感がある、ああいう人に私はなりたい。
プロモーションビデオのくだらなさも最高なのだ。
まわりにいるスタッフのセンスの良さも伺える。いちいち解説したい気もするが、見てもらった方が早いので上映希望の方は最寄の三井田までメッセージをください。
アホアホパワー
このスローガンはメールアドレスに無断借用しているくらい大好きで
人生は基本、ネタ集めだと思っている。
いや、スタンプカードかオリエンテーリングか。
「回るべき」ポイントに運ばれてスタンプを集める。
集まったー!と自己満足して消える。
彼等は私のオリエンテーリングのヒントをくれる。
スタンプ集めの最中に素敵なヒントをくれる。
まいどハッピー。
結局生きているのだから、どの瞬間もハッピーだと思えているのが
やっと見つけた「いい女」なんだと思う。
活動休止を経て、活動再開。
私もそろそろ本気で生きて楽しもうと思う。