東京の部屋から持ってきてもらったパソコン、テレビ、DVDレコーダーなどがあるのだが、電源アダプターや配線が何か一つなく、粗大ごみ状態になっている。


東京に居てビッグカメラなど家電量販店が近くにあれば、行ってサクサクできるのだが、田舎で、身体が動かないと何もできないことに唖然としてしまう。家のIT化は遠い道のりである。


まあ、IT化を進めないでも、生きていくことはできると達観するしかないだろう。


パソコンも左手だけでキーボード操作をするのはできるだろうが、ハードルは高いと思う。


天気の悪い日などに外に出るだけで危ないシーンなどが多くなるのだ。雨の日の水たまりなどは大きな沼のような感覚である。足元が滑りやすく、歩く速度も出ず、転倒の危険性がますことを再確認することになった。


雨の日なのに傘を差せず、転倒する危険性があるなら外には出ないことだろう。

不便なこと、不自由なことが日に日に増えていく毎日である。でも、一々不満を溜めて、外に不満を吐き出しても仕方ないことだと思っている。


不自由で、動かない身体にめげてしまう人も多いと思う。私みたいにデイサービスを受ける人やリハビリをやる気にならない人も多いと思う。半年は、自分の現状を受け入れることに時間がかかると思う。


倒れたその日から、すべてが変わると思って進んでいくしかないだろう。変わることを不運と捉えるか、自分が進化、深化していく過程と捉えるかの違いである。