今日は病院での診察がある。昨日より肩の痛みが和らいでいる。


身体が不自由になり、家で療養するようになり、家族には大変な負担を掛けている。とくに年老いた母には感謝している。


こちらが介護しなければならないのに介護される側になってしまった。


家を出てから、好き勝手に生きてきたが、この年齢になり、こんなに一緒にいて世話をやいてもらうと思ってもいなかった。まるで小学校の低学年に戻ったようだ。甲斐甲斐しく世話をやいてくれるのでありがたい。母も身体のあっちこっちが痛いと言っていたが、息子の状態に少し元気になった気もする。気力を張り詰めているのだろう。


いろいろと迷惑を掛けているが、母親の無償の愛をこれほど感じたことはない。ある意味、こんな身体にはなったが一緒に居られる最期の時間ができたと思う。

倒れたときに女の子とカラオケしてたことや、東京の部屋のもろもろなことを一切責めず、一切口にしないでいてくれるのでありがたい。


これも新しい老老介護のかたちであろうか? ありがたい状況ではあるが、状況も段々と変化していくし、この先どう変わっていくかは分からない。


兎に角、身体が少しでも動くようにリハビリに励むしかないと思う。


そのうち、親と一緒にリハビリやデイサービスを受けることになるかもしれない。それもいいか、と思っている。