いつも思っていたのだけれど・・
ドラマで別れを描くとき、
癌にかかった・・
癌を患っている・・
特に、私の罹っている「肺がん」で、
(もうすぐお別れが近づいていることを匂わせて)
別れを正当化するように「がん」を理由にするのが嫌だなあと思うのです。
この病気になってから長い時間が経つけれど、ドラマで使われるたびに「またか」と嫌な思いにとらわれます。
また、がんが死に至る病と刷り込まれてしまう。
がんの告知を受けたばかりの人が見たらショックだろうなあ。
しかも、余命いくばくもない・・象徴として・・「喀血」のシーン
咳と共にちょろっと血がほとばしって・・本人がぎょっとする・・
今期も二つのドラマで見ました。
ほぼ同じ描き方。
そのたびに思う・・喀血・・
肺結核を描いた昔の映画か何かのシーンの影響が強すぎるのでは?
経験した者として、あんな鼻血の用には出ないのよと。
(斜に構えてしまいます)
それは自然に、「ごぼっと、鮮血が出るのよ」と正したい。
そして、それはすぐに死の象徴にはならないと。
今、肺がんの治療をしている方に、喀血しても「止血剤で収まる」と伝えたい。
先のことを怯えて過ごさなくてもいいと。
ドラマは、誇張しているよと。
それでも、それを見た健康な人たちが・・涙を流す。
あまりにも簡単なお涙頂戴シーン・・まあ、ドラマは作り物なのだけど
リアル感を出すために、がん、肺がん、喀血・・よく知りもしないで想像で安易にシーンを作らないでほしいなあ・・
全くリアルとは違うから・・
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