私はいつも負けてもいいやと思う。
勝ちたくないと思う。
私は格好悪いところを人に見せたいと思う。
私は情けないところを見せたいと思う。
私は病気になってから、病室で個人のスペースに必ずカーテンを閉めていた。
病気で閉鎖的だったから。
最近、病状が変わり病気が良くなってから、カーテンを開けるようになった。
他人に情けない姿を見られても気にしなくなったから。
去年、シミ取りをしてから私は家のカーテンをずっと閉めていた。
シミに外界からの紫外線が良くないとクリニックの先生と助手に言われたから。
カーテンを閉めた生活をしてからは、いつも暗かった。
ネガティブで太陽の光り浴びない。
人に優しくない。
孤独。
私はプライドが高いと言われる。
実際にどうかはわからない。
ただ、プライドが高いかどうかは別として、格好良い生き方は出来ていない。
でも、お母さんが一生懸命私を育てて、私はその母親の愛情を確かに受けて真っ直ぐ育った。
だから、人の気持ちがわかる。
そして、内面を磨いたつもりで、最近では外見ばかりを磨いていた。
親のお金も使って、カードの支払いも美容品とか、親に迷惑を掛けながら、払えないものは払ってもらったり。
しまいには入院して、また負担を掛ける、
そんな自分だからバチがあたった。
身体の健康寿命も縮んだ。
真っ直ぐ生きたつもりが、だいぶ歪んだ生き方に変わっていた。
私がこれに懲りて、浪費癖や美容、クラブ、お酒を辞めて今後生きる。
そのテーマをクリア出来たら、本当に幸せになれる。
その気付きだと思う。