おさらいなんですけど。



中学1年か2年だったかな。



昔、茨城の牛久のみどり書房と言う書店で、池沢さとみ作の漫画を見つけた。



大好きで即効ファンになった。



池沢さとみ先生の『憑いてますか』と言う作品を学生時代に読んでいた頃、あたしは病気で倒れた。



その漫画の内容は、芸能界に憧れた山下桃子が女優で若くして亡くなった河島アンナを街で見て、そのアンナに憑かれたり切磋琢磨しながら、芸能界に生きた。



あたしは別にそれを意識はしなかったけど、河島アンナと言う名前が素敵だなと思い、中洲に入ったとき、源氏名で使っていた。



そのあと、モデルの芸名でも、著作のペンネームでも使っていた。



何もなくなっても、自己紹介するときは本名ではなく、アンナと名乗っていた。




あたしは夢があった。



ずっと追いかけた。


45歳、



自分の夢を叶える。