二人の出会い1 | 二人のロケット

二人の出会い1

さて、書きますかな(´ー`)


二人がどのように出会い、今日までどのような事があったか、色々と思い出して書いていこうかと思います。



まずは二人の出会いからですね!しかと聞けよ悪魔の良め!(ぇ)




-2006年4月-


俺は都内にある専門学校に入学しました。


不幸にも元高の友達が誰もいない!完全アウェー。やばい!


しかしここは専門。同じ夢を持つ人ばかりなので、すぐうち解けられたし、友達もたくさん一気にできた!


そう、悪魔の良もね・・・フフフ(壊)


男女の比率も半分半分で、雰囲気も良い感じ。男女も仲良く、いいクラスだと心から思います!



そして実習が始まりました。


実習班は五人一組で、男女混合です!


んで、同じ班の中に一人元気のない(暗め?)の女の子がいました。


まぁ、早い話それが亜美だったんですよ(笑)


今まで、一度も話したことのない人で、いつもオドオドした感じに見えていました。


男友達に聞くと、どうやら俺たちより1歳年上で、どうも話しにくいらしい・・・

見た感じ女子とはふつうに話しているけど、男子と話してるとこは見たことがなかった。


とりあえず自己紹介をしてみる。


「○○さん、よろしく!班長の××です!」(以降○○は亜美の、××は俺の名字で!)


「ぁ・・・よろしくお願いします・・・」


と、目を合わせずに小さな声で言ってたっけな。



ううむ・・・(;´Д`)


見た感じはメガネ外せばかなりの美人(どことなく玉置成実似)なのに、オドオドしてるから何か近寄りがたい・・・



何かあるのかな??



それとも俺第一印象で嫌われた?(←有望)


若干ショックを受けつつも、毎回の実習で結構積極的に話しかける俺。


でもいつも変わらず、うつむいたままの小声(;´Д`)



うーむ・・・


俺は班みんなで楽しくやっていきたくてうち解けようとしてるだけなのになぁ・・・・




やっぱり何かあるのかな??



そこでいつも亜美と仲良くしゃべってるMさんに相談してみることに

「○○さんって、人見知り激しいの??」


「亜美ちゃん?あぁあの子はね・・・男性恐怖症らしいよ。」



!!



男性恐怖症・・・・漫画や映画の中だけの事だと思ってた・・・

まさか実際にいるとはΣ(゚Д゚;


「詳しくは知らないけど、何か過去に何かあったんじゃないかな??」

なるほど・・・・でもどうやってそれを知れば良いんだろ・・・


「面と向かっては怖いかもしれないけど、メールとかなら平気なんじゃない??」



それだーーー!!!Mさんに20点!(何



早速実行に移す!名付けて「メールなら平気かも作戦!」(ダサっ


Mさんに俺の連絡先を書いた紙を預け、渡してもらうことに!



そして待つ!ひたすら待った!


そして五日ほど経った土曜日、ついにメールが!


ちなみにこのメール保護してまだ持ってます(笑)


メールのやりとりそのまま載せますね!


亜美

お休の日にごめんなさい。○○です。

男性の方とはメールするのが初めてなので、変なことを言ってしまったらすみません。

××君は、どうして私にこんなに話しかけるんですか?

いくら話しかけられても、私は××君とは話せません。

Mちゃんに聞いたと思うけど、私は男性が怖いんです。

どうか、そっとしてくれませんか?

きつい言い方でごめんなさい。

失礼します。


メールありがとうございます!××です。

Mさんから大体は聞きました。

俺はただ、うち解けたいだけなんです。

班員みんなでもっと楽しく実習がしたい、それだけです。

もし良ければ、過去に何があったか話を聞かせてくれませんか?


亜美

私は、このままでいいと思っています。

今までずっと、男性が怖かったんです。

過去・・・ですか。

もちろん私がこうなったのには理由があります。

でも××君に話すには、重すぎる内容だと思います。ごめんなさい。話せません。


話してみないと、何も変わらないと思いますよ??

いつまでも過去の事を隠していくのは辛いと思います。

重い内容でも平気なんで!

俺だって、きっと普通の人よりは辛い事を経験してきたと思うので。


亜美

そうだって、わかっているんです・・・・でも、怖いんです。

辛い事・・・ですか?いつも楽しそうな××君にも、そんな事があったのですか?


そりゃあありますよ!まだクラスの人には誰にも話していないですけどね!

あ、それなら・・・俺も話すので、○○さんも話してくれませんか?

お互い辛い事打ち明けるなら、いいじゃないですか?


亜美

・・・わかりました。お話します。

××君から話してくれませんか?まだ心の整理がついていないので・・・


ありがとうございます!では俺から話しますね。

○○さんは、「世界の中心で愛を叫ぶ」という映画、観たことがありますか?


亜美

ありがとうございます。

はい、観ましたよ。恋人が病気で死んじゃう映画でしたよね?


そうです!

俺は、実際にそういうことを体験したんです。

高校1年生の時のことなんですが、

彼女が、死んだんです。


亜美

・・・そうですか・・・

それは、辛いですね・・・

それに比べれば私の事は軽い事かもしれません。

詳しく聞きたいです・・


彼女とは小学1年からの幼なじみで、高校までずっと一緒でした。付き合い始めたのは高2の時ですけどね。

彼女と過ごした日々は幸せでした。あの日までは。

いつもと同じように二人で下校していた時に、彼女が突然俺を突き飛ばしたんです。

最初はどうしたのかと思いました。

その直後、トラックが勢いよく通ったんです。


彼女は、トラックに轢かれたんです。

駆け寄った時にはすでに彼女は死んでいました。

俺は、彼女の最期の言葉さえ聞けなかった

トラックは居眠り運転でした。

それに気付いた彼女は、俺を突き飛ばし、助けてくれた。

俺は死ぬほど辛かった。何度も後を追おうと考えていました。

でも、彼女が自らの命を捨ててまで守ってくれた命を、俺は粗末にできませんでした。


それからというものの、俺は何もしたくなくなり、学校もほぼ行かず、結局日数が足りず留年決定・・・

とりあえず他の学校に編入し何とか三年になりました。

前の学校は大学の附属で、厳しかったんです。

二人で同じ大学に行く夢もなくなり、ちょうどよかったのかもしれません。


亜美

そんなことが現実にあるなんて・・・・

辛かったんですね・・でも、彼女さんは幸せだったと思いますよ。

××君のことだから、大事にしてくれただろうし・・・

後を追って死ぬなんて事は、絶対ダメです。


何故、このような専門に決めたのですか?


ありがとうございます・・・・もちろん約束します!


それは、彼女の母から渡された彼女の日記を見たからです。

そこには、彼女の大好きだったお菓子の事がたくさん書いてあったんです。

そして、俺の反応とかまで細かく・・・

彼女はお菓子作りが大好きで、いつものように作って持ってきてくれました。

それが、本当においしかった。どんなお菓子よりもおいしかった。


そして、最後の日記にはこう書いてあったんです。


私このまま大学に行くのかな・・・それよりも、私はお菓子屋さんがやりたいなぁ!

ちっちゃい頃からの夢だったもんね・・・・

いつもおいしいって食べてくれる勇介君の幸せな顔をずっと見ていたいもん・・・・

勇介君は料理得意だし、きっとお菓子も作れるはず!

よし、明日勇介君に話してみよう!一緒にお菓子屋さんやろうって!


って書いてあったんです。

僕は、泣きました。あいつは夢をしっかり考えてたんだなって。

その夢が叶えられなくなって、きっとあいつも残念だろうなって。

だから、俺は決めたんです。あいつの代わりにお菓子屋さんを開いて、たくさんの人を幸せにしようって・・・

そして、この専門に決めたんです。

何か・・・はずかしいな(^_^;)


亜美

恥ずかしくなんかないです!素晴らしい事だと思います!

私・・感動しました・・・××君がうらやましいです。

××君なら絶対その夢叶えられますよ!!

彼女さん、きっと天国でも幸せですよ!

私なんかより、ずっとすごいです・・・


ありがとうございますm(_ _)m

頑張ります!○○さんも、頑張ってくださいね(^_^)

では・・心の準備・・できましたか??


亜美

あ・・・次は私の番かぁ・・・

では話します・・・


私が男性を怖くなった理由は、父親と元彼なんです。

小さい頃から私は父から暴力を受けていました。

お前はうるさい、黙ってろって・・・何度も殴られ、いつも傷だらけでした。

それから私は口数が少なくなったんです・・・

高校生の時についに母が父と離婚し、暴力はなくなりました。

そして、私は初めて彼氏ができたんです。

でも・・・・あの人は父と同じで、乱暴な人でした・・・

いつも私の身体を狙い・・なぜ俺とできない、と言いながら私に暴力をふるいました。


そして、ある日の放課後の学校でついに私は彼の友達に押さえ込まれ、彼に無理矢理犯されたんです・・・

とても怖くて・・・何も考えられませんでした。

目撃者がいて、全員退学になり、彼とも別れられました。

でも、心の傷は治らなかったんです。

その後から、私は男性が怖くなったんです。

大学受験をあきらめ、私はカウンセリングを受けながら自宅で静かに一年過ごしました。

そのせいで、私は××君より1歳上なんだよ。


そして、このままじゃダメだと思って、好きだったお菓子や料理を学ぼうとこの学校に入学したんだ。

・・こんな感じです。・・・・絶対引いてるよね・・・


・・そんなことがあったんですか・・・

可哀想だなぁ・・それなら怖くなって当然ですよね・・・・

引くわけないじゃないですか!

これからも何かあったら・・・俺に話してくれませんか?

力になれればいいんですけど・・・

あ、もちろんメールでいいですよ^^


亜美

ありがとうございます・・・何か話したら少し楽になりました(*^_^*)

××君、ありがとう。

何か××君は他の男の人と違う気がするなぁ・・・優しいからかな?


本当ですか!?それはよかった^^

え・・普通ですよー!

放っておけないじゃないですか(>_<)


亜美

ううん、××君はきっと違うよ。何か、××君となら話せる気がするもん・・・・・

そうだ・・・××君、明日日曜だけど何か用事あるかな?


な、何か照れるなあ・・・^^;

明日ですか?いや、空いてますよー!


亜美

本当?あの・・・よかったら明日会ってくれないかな・・・・

何か直接話したくて・・ダメかな?


え!?マジですか?喜んで会いますよー(*^_^*)

あ、もし辛かったらいつでも帰っていいんで!


亜美

ゴメンね、ありがとう^^

そういう事言えるから優しいんだよー(^o^)

じゃあ、11時に○○駅でいいかな??


優しくないですよ!(>_<)

大丈夫ですよー!では、また明日ですね!今日はもう眠いです^^;


亜美

あっ、もうこんな時間!

ごめんなさい、じゃあ今日はもう寝ましょうか(^o^)

おやすみなさいm(_ _)mまた明日、お願いします(^o^)


はい、おやすみなさい(^_^)ノ




・・・以上です!写すの疲れた・・・・一日でこんなメールしたなんて・・・・(;´Д`)

んで、ついに翌日話すことに!ってな感じです!


では、パート1はこの辺で!もう眠いっす(/_;)


それでは、パート2へ続く!