『人間は、子供の頃、自分に対して嘘をつく。
んが!・・・・大人になればなるほど、自分自身に正直になる。』
ウチの二人の姉妹。
全く対照的な二人ですが、どういうわけか、上の娘は、子供なのに、
早くも、実に自分自身に正直であります。
例えば、ついつい勉強しなかった範囲が試験に出てしまって、当然、結果は玉砕。
こんなケースの場合、上の娘は、
「ぎえー!!!勉強しんかったところがモロでてしまった・・・死んだわ、私・・・。
今度のテストまでには覚えとかんとまずいから、
ちょっと、今日は、徹夜になるかもしんないから、気にせず先寝ててね。」
・・・と、こんな調子です。
一方下の娘は、まだまだ子供ですから、玉砕した事実に傷つき、まず暗くなる・・・。
でもって、勉強していなかった範囲を、テキストなどで見てみると、
覚えなきゃいけないことが多くて(当然ですが)、ここでまた気が滅入る・・・。
そして、ついつい得意科目ばかり熱心に勉強して、不勉強な範囲は放置する・・・。
で・・・それを、私などが注意すると、ムッとしながら・・・また落ち込む。
落ち込んだ精神状態で、私の説明を聞いても、頭に入ってこない。
ますます、勉強が嫌になる・・・の悪循環。
私・・・つくづく思うんですが、自分のことは正直にさらけ出した方がいい・・・。
現実を知って傷つくのを恐れて、自分をごまかしていたら、
補修しなければいけない傷がどんどん大きくなって、いつか大変なことになりますから。
子供の頃と違って、大人同士の人間関係が、実に心地よいのは、
皆が自分自身に正直だからだと思います。
ま・・・中には、大人になっても、人の目ばかり気にして、自分に嘘をつきながら、
一生懸命、見栄を張って生きている人も、少数・・・いるかもしれませんが、
基本・・・本当の意味で大人の人は、自分自身に正直です。
一度、自分を飾ってしまうと、以後、飾ったキャラを維持し続けなくてはならないので、
大変、疲れます・・・私、正直言って、こんな不毛な疲れ感じたくない・・・めんどくさいし。
私・・・会社にいる時、妻やRさんの前で大騒ぎしながら仕事しとります。
「うおー!!!しばらく鉄骨造の建物の設計してなかったんで忘れてしまったわ。
こういう場合・・・どう処理したっけ???以前は。」
とか、
「○○設備さんに連絡するの忘れとったー!!!
運転中に電話で喋っとったから、メモできずにすっかり忘れとったわー!!!
おい、Rちゃん、これから、運転中、俺が電話に出た時は、横で俺の会話聞いて、
記憶しといてくれよ、ワイ・・・阿呆やから。」
とか、
「今日、朝飯食ってなかったから腹へって気持ち悪くなってきた・・・頭も動かん。
こんな体調で、こんな難しいこと考えられへん。
コンビニ行って、ちゃちゃっと、なんか食ってくるわ、じゃな。」
と言ってコンビニに出かけたり・・・。
とにかく、ほとんど自己の実況中継のように騒ぎっぱなしであります。
もちろん家でもこんな調子ですから、いつも妻や娘に笑われとりますが・・・。
娘の前で、貫録があって重厚(?)な威厳のある父親など演じません。
「おとーちゃんは、基本、こういう人なんよ、すまんな。」
・・・・といった振る舞いです。
上の娘が、こういう所・・・・似てしまったらしく、
学校でも、友達や彼からも、「ハンジさんに似てる!!!」と、言われているそうな。
友達・・・・みんな、見る目があるわ・・・。
上の娘は、ハンジ分隊長(=ハンジゾエ)そっくりなキャラです。
性格に裏も表も無いので、クラスでも部活でも、友達が一杯です。
しかし・・・異性からはほとんど、女扱いされていないという・・・・。
そりゃそうだ・・・ハンジさんそっくりなんだから。
でも、私は、ミカサアッカーマンの次に、ハンジさんが好きですけどね。
自分に正直だし、ぶっ飛んだキャラなので・・・・。
(私は、個性に惚れるタイプなのです。)
ハンジゾエ(↓)・・・生き急ぎ編。
ハンジゾエ(↓)・・・目がおよぎすぎ編。
ハンジさん・・・ええキャラしとる、ホントに。