過去問突入 | WAS IT ALL WORTH IT ?

今日は朝から、時間を計って志望校の過去問に挑戦。


去年の今頃は、前例(?)がなくて、上の娘の出来に戦々恐々としてみたり、

絶望感に浸って見たり、わずかな希望を信じて祈って見たり・・・と、

実に胃が痛くなる1月でしたが、今年は気が楽じゃ。


上の娘と言う・・・・前例があるので、下の娘の結果にも冷静ですわ。


第一回目ですから・・・。

私は、「ま・・・・こんなもんやろ。」くらいの気持ちですが、初めて過去問に挑戦し、

その難しさに・・・見事に撃沈された下の娘は、採点直後、めちゃ・・・凹んでおりました。


そこで、去年のお姉ちゃんの同じ年の過去問の結果を見せて、


「ま・・・お姉ちゃんも、初めはこんなもんよ。」


と、勇気づけておきましたが・・・・。


ただ、上の娘に比べると、明らかに暗記科目は弱い。

あと4週間で、どれだけ覚えられるかにかかってますけど・・・・。


「受験問題は学問じゃない。ビックリマーク正解を探り当てるパズルじゃ。パンチ!


・・・・と、解き終わった問題を解説しながら、私は、娘に言い聞かせておりました。


経験的に思うんですが、今から1か月で、各教科・・・・必ず20点は上がります。


現時点であいまいな知識を、残り1か月で完璧にすることによってまず10点。


でもって、これから5年分の過去問を時間を計りながら解いて、

解説と解答を研究して、問題に慣れながら、確実にとれる問題、捨ててもいい問題を、

試験時間中に見極めつつ、合格点をたたき出すテクニックを身に付けることで残り10点。


20点上がれば、ちゃんと合格点は取れますよ、きっと。


それを教えるこの一か月が、ワイにとって大事な一か月じゃ・・・・・疲れるけど。ガーン


実際、過去問を研究してみると気づくんです。

優秀な生徒さんでも、そんなに高得点は取っていないということが・・・・。


私、自分が大学受験の時、駿台予備校の「○○大学実戦模試」っちゅーのを、

受けたんですが、駿台の大学別模試には、全ての問題に受験者の正答率が出ていました。


で・・・たとえば、「正答率15パーセント以下」の問題を難問と仮定した場合、

この難問以外の問題をすべて完答したら一体、何点になるか?順位は何位になるか?

・・・・と言うことを計算してみたら、恐ろしい結果が出たのです。


こんな正答率の生徒さんは、点数では100点満点のテストで90点近く。

文句なく成績優秀者として表彰されてしまう順位になってしまうことがわかったのです。


つまり・・・・。


合格者のほとんどが、実際は、そんな高い正答率は上げていない。

もう少し優しい問題も、結構、ぽつぽつ落としても余裕で合格しているわけです。


これは高校受験でもあてはまることで・・・・実は受験生の成績分布は、

上位から下位に向かって綺麗に山形のヒストグラムを描かない・・・・。

実は、できる生徒とできない生徒は、はっきりとある点数を境に割れている気がする・・・。


とすれば、合否を決めるある点数さえ、超えればいいわけで、

私は、娘の高校の合否ラインはズバリ6割ちょっと・・・と見ています。


現時点で、これに大きくとどかない科目と言えば・・・・・暗記科目の社会。なく


ま・・・・あとは自分の努力ですな。

暗記科目は、教えようがないですからね・・・・自己責任です。



残り一か月・・・・悔いの残らぬよう、頑張ることですな。