残り2つのプランニングを何とか完成させようと、朝から昼休み返上で頑張りました。
しかし、木造住宅のプランニングと違い(木造はグリッドで考えるので、はやい)、
重量鉄骨の事務所ビルのプランニングは、そんな単純ではないので時間がかかる・・・・。
柱のスパン、デッキプレート、ALC割り付け、住宅では出てこない色々な単体規定・・・・。
ある部分を変更すると、思わぬところで無理が出てみたり・・・う~む・・・どんどん時間が過ぎていく~。
1案は完成。
2案目に移ったところで、階高の関係で、ある個所が行き詰った・・・。
思案していたら、時間切れ・・・・某様のご来社の時間になってしもた。
某様の奥様とお母様、ご来社。
お母様から、いくつか質問を受けて、一つ一つお答えさせていただきました。
そして、ご契約のお話へ・・・・んが・・・奥様がおっしゃるには、
「明日、急に主人が休みになったんです。明日ではいけないでしょうか?」
「あ・・・・明日。大至急、契約書や重要事項説明書・・・・作ります、はい。」
奥様とお母様が帰られた後、妻とRさんは、契約書と重説の作成にとりかかる。
実は、週末、もう一組のお客様とも契約があり、今日、そちらのお客様の契約書と重説を、
二人は作っていたのでした。
しかし、夕方から私達は用事があり、時間も限られていました。
頑張りましたが、時間が来てしまったので、残りは明日の作業です。
家に帰り、我々夫婦は喪服に着替え、子供たちは学生服に着替え、某様のお通夜に出席。
某様は当社のお客様です(子供同士も仲良しです)。
某様ご夫婦のお父様が・・・昨日、亡くなられました。
某様邸は2世帯住宅です。
あるお客様のお父様が亡くなられたわけではなく、2世帯住宅ですので、
私達からすれば、お父様は大事なお客様です。
子世帯(我々と同じ世代)の住む2Fを、某様ご夫婦とプランニングし、
お父様、特にお母様と何度も打ち合わせをさせて頂いて1Fの親世帯のプランニングをしました。
そんなことを思い出しながら、お通夜に参列していると、天井からスクリーンが下りて来て、
在りし日のお父様の写真が、何枚も映し出されました。
その中に、なんと・・・・私も妻も映っている、懐かしい地鎮祭の写真がありました。
この写真を見た瞬間・・・・泣いてしまいました・・・・。
お通夜が終わった後、某様が話しかけてこられました・・・・そして、
「Gさんも映っている地鎮祭の写真・・・・使わせていただきました。」
と、おっしゃった。
その後、奥様とお母様が、
「家を建ててよかったと思っています。建てたから、今まで○年間、一緒に仲良く暮らせました。」
と、おっしゃってくださった・・・・。
こんな時まで、お気遣いをしてくださる某様のご家族に感謝・・・・です。
明日も、仕事の合間に、お葬式にも出席させていただくつもりです。
明日は、現場にも行かないといけませんが、お父様のお見送りに・・・行かせていただきます。