上の娘に比べて、かなり英語の出来が悪い下の娘・・・・。
中間テスト後、コツコツ基本から教えていかないといかんと、覚悟し始めた今日この頃です。
上の娘は、進学校らしく・・・一年生のうちは、みっちり英文法、鍛えられているようです。
これでなくてはいかん。
ちなみに私が通った田舎の公立進学校は、1、2年生のうちは、英文法は全然やらず、
リーダーばかりで、3年生になって、慌てて文法の授業が始まった記憶があります(駄目ですな)。
英語の先生も教え方で、その実力が・・・よーわかります。
たとえば「時制」一つとっても、
「現在形は、誰でもわかるな?現在のことだ。・・・・次、過去形はedをつけて・・・。」
と、簡単に「現在形」をスルーするような先生は、英語の先生としては失格ですわ。
英語の「現在形」は、実は結構、難しいんです。
例をあげると・・・・。
娘が今、熱を出して寝込んでいる・・・そこへ娘の友達が遊びに来て、「○○ちゃんいますか?」と、
聞いてきた時、「今、ベットで寝てござりますわ。」と、名古屋弁でお友達に伝えず(?)、
英語で伝える時、どう言うか???
She sleeps in bed
・・・・と、現在形で言うと、これは全然意味が変わってしまって、
「彼女は、普段からベットで寝る習慣なんですわ。」
という意味になってしまう。
She is sleeping in bed
・・・・と現在進行形を使うのが正解です。
カラオケに、はじめてのお友達と一緒に行きました。
一度も聞いたことのないA子ちゃんの歌声・・・・・聞いてびっくり!!!・・・・めっちゃ歌が上手い。
「(初めて聞くけど・・・)彼女は歌が上手いですね。」
と言いたい場合も、
She sings very well
・・・・は、正確に言うと、×(バツ)です。
これは、彼女の歌声を、ずっと聞いてきたお友達が言うのにふさわしい台詞。
現在形は、「彼女は、(いつも)歌が上手いんです。」という、過去から現在、
そして未来にも当てはまる状態・動作を表すからです。
一方、いつもはへたくそなのに、今日に限って上手く歌っている・・・・という逆のケースは、
She usually sings very badly,but today she is singing very well
・・・・と、いつもの様子を現在形で表して、今日だけのところを進行形で表現します。
「現在形」だけで・・・・こんな調子ですから・・・・。
まだ、「過去」「現在完了」「未来完了」「過去完了」・・・これらにそれぞれ進行形が加わって・・・・。
「時制」だけでこれだけ複雑なので、英文法って大変ですね。
「英文法」も習わずに、英会話スクールに通っても、英語ができるようになるわけない。
・・・・と、つくづく思います。