今日は、TK様邸の建て方です。
前日に故K棟梁の息子さんから、
「Gさん、申し訳ないっす!明日、やっぱり手伝いに行けません!すんません!!!」
という連絡が入ったので、今日の建て方は大工さん5人で行います。
通常の建て方は大工さん7~8人体勢です。
7~8人の大工さんで、垂木の取り付けまで・・・・というのが普通です。
垂木までは無理でも、母屋までは何とか!・・・そんな思いで、建て方開始です!
大工さんの構成は、TK様邸を担当するH棟梁親子に、H棟梁が連れてきてくれた
ベテラン大工さん1人、そして(株)M建設のM社長(社長さんですが今日は大工さんです!)と、
(株)M建設さんの看板大工のO大工さんの5人。
精鋭5人ですから・・・・かなりイケル!・・・・と、私は信じ、作業を手伝いました。
今日はTK様のご主人様・・・お仕事で、こちらに来ていただけなくなってしまいましたので、
写真を多めにUPします。
大きな梁はクレーンで運び、比較的小さな梁は・・・・クレーンで行ったり来たりでは、
時間がもったいないので、私・・・・手で上まで運びました(結構重い)。
プレカットですから、垂直の狂いはほとんどありませんが、念のため測定し補修する作業です。
2F床梁が組み立てられ、休憩時間に入る頃、TK様の奥様と娘さんが、
現地のほうにいらっしゃいました。
そのしぐさが、あまりにカワイイので、もはや「現場のアイドル」・・・・となっておりました。
お菓子を配りながら、娘さんが、大工さん達に、
「○○(←娘さんの名前)の家、早くつくってね。」
と、言っていました・・・・このカワイイ言葉に、大工さん達は燃えた・・・・に違いない。
休憩を終えて、
・・・・すんません。
私、必死に根太ボンド係(?)やってたので、施工中の写真撮る時間、ありませんでした。
完成後の写真(↑)です。
話を戻し・・・・娘さんの言葉に燃えた大工さんは、この後、疲れを知らぬペースで、
仕事を続けたのでした。
剛床施工完了・・・ここで、一旦、お昼休み。
私は家に帰りシャワーを浴びました。
この季節に、全身汗だく・・・・下着も全部替えて、昼食をぱぱっと済ませ現場へ戻る。
女性陣も頑張った(↓)。
妻はH棟梁と一緒に、下で梁、柱をクレーンで送る役目を・・・・。
Rさんは、TK様の奥様とお子さんがいらっしゃった時は、お二人とお話・・・その他の時間は、
いらない材木やごみの運搬・・・・お疲れ様でした。
・・・・すんません。
またしても大工さんと一緒に、柱立ててたので作業中の写真・・・・撮れませんでした。
疲れも出てきて・・・・辛い時間帯です・・・しかし何とか、3時の休憩までに作業終了。
さて・・・3時の休憩です。
午前中の休憩の時と同じく・・・TK様の奥様と娘さんが、現場に差し入れをしてくれました。
休憩中・・・Rさんが、私の所に来て、
「社長・・・・奥さんと○○ちゃん、上にあがれませんか?」
「上がるのはかまわんけど、ちょっと段差があるよ。大丈夫?」
「いけると思います」
段差を、自ら確かめた後、Rさんは二人と足場を上ってきました。
しかし、お二人は、意外と軽々上ってきてしまいました。
私も写真を撮って、メールに添付して・・・・ご主人様の携帯に送信しました。
ご主人様・・・お仕事中かもしれませんが、せっかくの記念ですので。
そういえば、私が3歳の時・・・今日と同じ建て方・・・大勢の大工さんが自宅の家の骨組みを、
つくっている光景を今でも覚えてますが、○○ちゃんも、この先、覚えていてくれるかな?
・・・と、ふと思ってしまいました。
さて、休憩終了・・・・最後の追い込みです。
またしても!すんません・・・・。
必死に取り付け手伝っていたので、作業中の写真・・・・ございません・・・・あううぅ。
しかし
大工さんの炎の頑張りで、とうとう今日の目標まで到達しました。
しかも、結構速い時間帯に。
さらに!・・・燃え続ける大工さん達は、その後も休むことなく作業を続け、
そして、そして、5人の燃える男たちは、
○○ちゃんのお言葉・・・・恐ろしや。
5人でここまで来るの・・・普通、物理的に不可能なんですが・・・皆さん、本当にお疲れ様でした。
作業を終えた当の大工さん達も、「・・・し・・・・信じられへん。」という顔でした。
でも、皆さん、この後、ドカッと疲れがでると思います・・・今日はゆっくり休んでください。
差し入れしてくださった奥様と○○ちゃん、ありがとうございました。
私は明日、出張でいませんが、H棟梁親子がこの後、約2か月間、こつこつと、
こちらの現場を仕上げていきます。
また、現場で打ち合わせもあると思いますが、TK様、これからもよろしくお願いします。
・・・・では、疲れ果てた私も、明日に備えて・・・・・「おやすみなさい」させて頂きます。