娘達の期末テストの成績が出て、散々な結果であったにもかかわらず!!!
本人たちは危機感もなく、毎日ひたすらマイペース・・・。
学校から帰ってもかなり長時間着替えもせずLDKでぐったり。
ピアノの練習も少々。
友達に携帯でいつまでもメールしたり。
マンガ読んだり、ゲームをしたり。
うっかりTVを見せれば、きりがないほど見続け・・・。
夕食はベラベラ喋りながら、黙っていれば、間違いなく45分コース。
同じく風呂も軽~く1時間コース。
宿題が終われば、ほとんど勉強もおしまいムード。
なんなんじゃ?コイツラは!!!・・・と呆れながら、先日夕食の時、私はつぶやいた。
「そういえば、ふと思い出したんだけどなぁ。
お父さん・・・お前達と同じように部活してたけど、帰ったら、毎日、夕方1時間半は、
キッチリと規則正しく、『お歌』の時間やったぞ。」
「お・う・た?!」
・・・と聞き返しながら、娘たちは爆笑しとった。
「おうよ。ご近所様の迷惑にならんように、夕方の限られた時間に、部屋のカーテンしめて、
お湯でのどを温めた後(←凝ってます)、毎日、歌うこと1時間半・・・。
その後、楽器の練習をして、夕食だったな。
TVも見たし、勉強もちゃんとしたし、ラジオの深夜放送も聞いたし・・・。
やりたいこと一杯あったから時間の配分・・・凄く考えたけど、お前らは何?
なんで、そう、時計も見ないで、だらだら過ごせるわけ???」
すると、妻が、
「昔、お父さんの実家で同居してた時、近所の人によく言われたわ、そういえば。
あんた達(←娘達のこと)が実家の風呂で歌ってると、外にまる聞こえだったみたいで、
『娘さん達、お父さんそっくりで歌が好きですねぇ。』・・・って、あははは。」
「は、はずかしー。」(←娘達)
「はずかしいとか・・・そういう話じゃなくてなー。
お父さんが言いたいのは、時間を上手に使って・・・ダラダラ過ごすなっちゅーことや。」
しかし、娘たちは、人の話も理解せんと、
「ウチは防音室あるから、これから毎日歌おう!」
とか・・・わけのわからんこと言っとるし・・・ほんと、ダメなヤツらじゃ・・・。
この者どもの生活習慣、考え方、性格を変えることは、並大抵のことではない・・・と、
悩みながらも、本日のお歌(?)の時間はこれ(↓)。
もちろん、当時のお歌の時間の練習曲の一つでもありました。
TVに出ないバンドだったので、ライブを聞くの・・・中学生には不可能でした。
唯一、1枚、ライブアルバムが存在しましたが、こちらのバージョンのほうが素晴らしい。
なんとNHKFMが、たった一度、ライブの様子を放送したことがあり、
もちろん私も周りの友人もテープに録音して、擦り切れるほど聞きました。
ところが、今はもう存在しないテープの中身が、ネット時代の素晴らしさ!!!
30年ぶりによみがえっております(40代半ばの人間にしかこの感動はわからんでしょう)。
2:50あたりから始まる間奏はシンセとエレキのユニゾンです。
友人と一生懸命練習しました。
5:30以降のエレキのソロはライブでしか聞けませんでした。
楽譜が手に入らないため、ギタリストは必死に耳コピで音拾い・・・懐かしい。
フォークソングかテクノか聖子ちゃんをはじめとする歌謡曲しかない時代でしたので、
始めて日本人が演奏するロックらしいロックに興奮したものです・・・当時は。
30年たっても、色あせてないと・・・私なんかは思います。
タバコとお酒で・・・もうこんな高音域・・・今は声出ません。
プロは、喉のために、両方断っているのが普通ですもんね。
辞めたくてもやめれない・・・今の生活が・・・悲しいですが・・・。