M or N ? | WAS IT ALL WORTH IT ?

全然興味ない方もいるかもしれませんが・・・・。


今、民主党の前原さんが代表戦出馬・・・というニュースがあって、なんだかこのままでは、

「前原総理」誕生の可能性が出てきて、私は、ひそかに心配してます。


前原さんにも良いところはある。


なんといっても、「反増税」派なので・・・これは支持できる。

中国に対しても「強硬」派なので・・・・これもいい。

同時に「親米」派なのも・・・いいのですが、一つ問題がある・・・・。


前原さんは、親米派であるため、「TPP」大賛成なんです・・・困ったことに。


中国や韓国よりアメリカと仲良く・・・・は大賛成ですが、アメリカ様様はいかん。


主張すべきところは主張してほしい。

アメリカは、それをしてもいい国だと思う。

ちゃんと、堂々主張すれば、議論に応じる国だと思う。

(ここが一方的に高圧的な中国や韓国と違うところ。)


『我が国は申し訳ないがTPPは反対じゃ。日米FTAでいこうではないか!オバマ君。』


・・・・と、言ってほしい。



でも・・・・日本の政治家は絶対よー言わん。


だったら、まだ、前原さんより野田氏のほうが、日本にとっては短期的にいいかも・・・・と、

色々と考えてしまいます。


野田氏は増税派ですが・・・・増税なんて、自民党と大連立できなきゃ、できっこない。

参議院で過半数をすでにとっている自民党が、大連立なんてのるわけない。


ですから、野田氏のほうが、首相としてはふさわしくないけれども、

あれこれ政策がとん挫して、短期的には日本のためになったりする(結果的には)気が・・・。



TPPは怖いですよ。

農業だけじゃない・・・サービス業を含むあらゆる産業が防波堤のなくなった日本に、

どどっと入ってきて、国内の産業というか企業・・・・大変なことになると私は思いますが。


景気の悪い時に「規制緩和」をすると、あっという間に異業種が自由に参入して、

昔のタクシー業界のように、大競争になって、その業種は結果的には、過剰供給に陥って、

ダメになってしまいます。

景気の悪い時・・・今のようなデフレ(供給が需要を上回っている時)期は、むしろ、

規制を強化して、各業界、各業種を守る政策が必要なのですが、

TPPは、まともに!規制緩和ですからね・・・・。



それにしても・・・・。


同じ政党でも、これだけ、政治家の人々・・・・考え方や政策が違うと、

我々有権者も、選挙の時、苦労しますな。

党で選ぶことなんて、もう無理ですわ・・・・。