上の娘が、先日、ピアノの先生に練習不足のお叱りを受けて帰ってきました。
「部活」「塾」「ピアノ」の三足の草鞋は、もともとのんびり屋で、体力も無く、
家で暇さえあれば、ぐでんぐでんするのが小学校の頃から好きだった娘には、
きっとしんどすぎるに違いないのですが・・・。
中学に入る時、「ピアノ」と「塾」を重視するために、部活は疲れない文科系のクラブで・・・・と、
いう選択肢、妻は、考えたこともあったようですが、タフな人間になってもらわないと、
将来が不安ですので、私は、最初から最後まで運動部に必ず入るようにと、言ってきました。
で・・・・嫌がりながらも、入った運動部。
しかし、いざ、入ってみると、先輩も優しい人が多いようで楽しく、且つ、ハードにしごかれて
いるようで、毎日、家に帰るとヘトヘトで、ピアノの練習も、塾の勉強も、明らかに、
以前より激しくペースダウンしてきております。
私・・・・現在、四十うん才。
色々な人と出会ってきましたが、人間最後は体力です。
いや・・・・体力というか・・・・「生命力」だと思っています。
学校や仕事が終わって家に帰る。
帰ったらもう、後は寝るまで・・・・ごろごろする・・・・だけの人は、いくら、希望というか願望だけ
立派でも、それ相応の人生しかおくれません。
残念ながら、この世の中は平等じゃない。
辛いことに耐えるのも・・・・、
嫌なことを我慢するのも・・・・、
自分の落ち込んだ気持ちを上手くコントロールするのも・・・・、
実は、全部、その人の生命力にかかっているような気がしてなりません。
娘も、もう少し歳をとれば、「根性!根性!」みたいな「スポ根」的な頑張りばかりではなく、
上手に自分をノセたり、セルフコントロールができるようになると思うのです。
どうにも避けられないことは、じっと我慢。
でも、中には、同じ辛いことでも、自分をコントロールしながら、善処するコツも、
そのうちわかってくると思います。
勉強も、嫌々ではなく、楽しみながら効果を上げる方法・・・・そのうち、きっと見つけることが、
できると信じております。
辛いことは、上手く処理し・・・・、
一見つらそうな努力を、比較的楽に、効率的に行う・・・・、
これができるようになれば、「大人になれた!」・・・・と、いうことですね。
しばらく試練の時期かもしれませんが、頑張ってほしいです。