タイトルそのままです。
家づくりを考えている方は、「住宅エコポイント」のことを、詳しく調べる暇(?)があったら、
「住宅ローン控除」について、調べたほうが、何倍もお得です。
「住宅エコポイント」は、電化製品のエコポイントを単に、安直に、よく考えもせず、
そのまま住宅に持ってきただけの政策です。
たった、30万円相当の商品券だか何かのために、バカ高い・・・『高省エネ仕様』の
建物をつくらねければなりません。
結局、「長期優良住宅」と同じで、価格の高い家になり、30万円分・・・いっきに吹き飛び、
お買い得感ゼロです。
それと比べると、『住宅ローン控除』は、素晴らしい政策で、
「家を建てれば、何百万という現金が戻ってくる![]()
」
・・・・というのに、この制度を知らないお客様が異常に多いのには驚きます。
ただ、残念なことにこの制度・・・・今年1年限りです。
なのに・・・・未だに知らない人々が多い・・・・もったいないです。
ですから、私自身も、「家の建て替えは何としても今年中!」・・・と、思っているわけで・・・。
リクルート社さんの今回の「スーモ」マガジンに、大変わかりやすい速算表が載っています。
いや・・・・「速算」といいますか、計算しなくても、一目で控除額がわかる、
そのものズバリ!の「控除額表」ですね。
家づくりをされるお客様が組まれる「住宅ローンの額」と「お客様年収」がわかれば、
控除額・・・・つまり、戻ってくる税金・・・・もっと言えば、もらえる現金!がすぐわかります。
表の見方は簡単です。
夫・妻(専業主婦)・子供2人の標準的なご家庭の場合、扶養家族は3人ですから、
表のDを見ます。
で、次に、借りるローンの額は縦軸・・・・3000万円くらいが一般的でしょうか。
今度は横軸・・・・ご主人様の税込年収が500万円とします。
縦横の重なる部分の金額が、控除額・・・・つまり、もらえる現金です。
その額、ズバリ!131万5千円。
エコポイントとは比較にならない額
しかも現金です![]()
控除されるのは所得税、住民税ですので、当然、年収が高い人ほど有利です。
同じ借入金額3000万円でも、年収が800万円以上の人は、実に、270万2500円![]()
もの控除額になります。
ここまでお話しても、まだピンとこない困った方(?)にわかりやすくご説明しますと、
『3000万円の住宅ローンを組んで家を買った人には、国が270万2500円をくれる
』
・・・・ということなのです・・・・すごいことじゃありませんか
。
特に、年収がある程度高い人は・・・・今年中に家をつくるとメチャ有利です。
ズバリ700万円台の人が一番有利ですね、これを見ると。
これ以上の年収になると、控除額が一定になりますので、
控除しきれない税金が出てきてしまいます・・・・残念ながら。
しかし、しかし・・・・。
エコポイントに右往左往することほど愚かなことはありません。
家づくりをされる方は、こちらの住宅ローン控除を重視すべきでしょう。
今年一年限りですから・・・・。
