設計料とたこ焼きと・・・・ | WAS IT ALL WORTH IT ?

会社のほうに、国土交通省からこんなものが送られてきた。


WAS IT ALL WORTH IT ?


「改正建築士法」に関するお知らせ・・・・なかなかの量の封筒の中身は、

主に設計事務所の業務報酬(つまり設計料)基準に関するもののようでした。


設計料と言うのは、正直な話、これだけの金額です!・・・・という基準が今までは、

実にあいまいで、大体、工事費の何パーセントという決め方が一般的でありました。


大体、当社の場合は、工事費が、


「1億円以内は6~7%で1億円を超える場合は5%。」


・・・・くらいのイメージでケースバイケースした。

そのくらい、設計料と言うのは、あいまい・・・・まちまち・・・・決まりなし・・・の状態です。


不動産の世界はその点、仲介手数料は全国一律!


『物件価格×3%+6万円+消費税』


・・・・と、きっちり決まっていますので、設計業界のような、設計料のダンピング合戦は

ありません。


3000万円の一戸建ての取引の場合、

売主さんから100万8000円、買主さんから100万8000円を、それぞれいただいて終わり。

実に、シンプルです・・・・・。


そんな調子ですから、いつか設計料もしっかりと決まった基準ができれば・・・いや、

つくらなければ!・・・・ということで、改定された建築士法・・・・・その結果は?!



・・・・・と、送られてきた封筒の中身を見ると、今まで同様、あいまいな表現が続き、

算定基準と言えるようなものは、どこにも見当たらない・・・・なにせ、お金・・・金額が、

まったく書いてない。


そして、最後には何と!


WAS IT ALL WORTH IT ?  なんだ?こりゃ??


こういうのを、資源の無駄遣いと言うんじゃ・・・・。

強制力がないようなものをわざわざ作るな!紙の無駄じゃ!


「相変わらず、設計業界は建築業界の最下層社会だわい・・・不動産やっとってよかった。」


と、ガックシしながらもホッとしていると、妻からメールが来た。


「明日、退院になった!」


「よかったのお!検査の結果は?」


と、メールを返すと、


「良性だったよんドキドキ


と、返事が来て、私もようやくほっとした・・・・・。


夕方、また、妻からメールが来る。


「たこ焼き食べたい・・・・・。」


「(仕事中やねん!)どうしろというんじゃ?」


と、送り返すと、


「言ってみただけ・・・・。」


なんのこっちゃ・・・・。



そして、仕事を終えて、犬の散歩。

その後、家の近くのスーパーに寄って、


WAS IT ALL WORTH IT ?  たこ焼をゲットして・・・


冷めないうちに病院に急ぐ・・・・飛ばした!飛ばした!


「どけい!たらたら走るな!冷めるっちゅーに!」


騒ぎまくって・・・・娘達に面白がられて、笑われて・・・・で、病院到着。


WAS IT ALL WORTH IT ?  おいしい~ドキドキまだ熱いビックリマーク


と、妻は言っていた・・・・間に合ってよかった・・・・と、同時に事故らんでよかった・・・・。


WAS IT ALL WORTH IT ?  明日でこの病室ともおさらばだ・・・


長いようで短いような・・・・?入院生活&鰥夫暮しであった。

日曜日には、早速、某様との打ち合わせもある。

来週以降は、もうお一人の某様、SM様、FM様との打ち合わせもあるだろう・・・・。


ようやく、来週から、元の生活に戻れる・・・・よかった。



世間のご主人様。

奥様を大切にしましょう・・・・でないと、すんごく困るよ。

仕事の上でも家庭内でも・・・・。


一人になって、ワイは、妻の存在に感謝しました。