「賃貸に住み続けるより、住宅ローンを払いながら、家を買ったほうが得ですよ!」
・・・・と言うと、不動産会社の営業トークに聞こえるかもしれませんが、
実際に住宅を買った人々は、皆、口を揃えて、
「賃貸に住み続けるのなんてもったいない!」
と言います。
『今どき、不動産を買うような奴は馬鹿だ!』
と、ムキになって言う人もいますが、冷静に計算すると、賃貸に住み続ける年数が、
長くなるほど、実は、お金が貯まらないことがわかります。
数字をあげて考えてみますと・・・・。
今、家賃が駐車場こみで7万円くらい・・・・毎月3万円の貯金をしている人は、
迷わず、持家を買うべきです(7+3=10)。
なぜなら、毎月の住宅ローンが10万円だとすると、
この内訳は、およそ、元金が6万円くらいで金利が4万円くらいです(6+4=10)。
こう書くと、
『4万円もの金利が馬鹿らしい!』
と、言う人・・・・・は、「金利はもったいないけれど、家賃はもったいなくない。」という、
考えを持っている人で・・・・しかし、金利も家賃も・・・結局は、使い捨てと言う意味では、
同じで、手元に残りません。
実は、単なる錯覚を起こしているだけで、
「家賃7万より安い4万の金利を払いながら、すでに家を手に入れ住んでいる。
しかも・・・・合計の10万円は賃貸時代と変わらず!!」
と、考えるのが普通です。
ですから、もっと簡単に考えれば、
『現在、住んでいる家賃よりも、ローンの金利のほうが安ければ、賃貸は無駄!!』
ということになります。
少しでも金利部分は安い方が、お得です。
現在、住宅ローンの金利は、史上最低です!
多くの人が、
「早く家を買ったほうが得に決まってるじゃん!」
と、おっしゃるのは、当り前と言えば、当り前のことなのです・・・・実は。
固定資産税も、住宅ローン控除で十分、相殺できます。
国も、「賃貸に住んでいる人」より「家を持っている人」を明らかに優遇しています。
これは差別ではなく、誰もが「衣食住」を満たせるようにと、国も考えているからなのです。