見積もりと現場 | WAS IT ALL WORTH IT ?

久しぶりの休みなので、妻は家で大掃除。


私は、某不動産会社さんの事務所に伺い、入札の結果・・・・つまり、業者さんから

提出された見積書の内容を、社長様と検討しました。

建材がどんどん値上がっているので、ある程度の覚悟はしていましたが、2~3年前の金額とは、

比較にならない高さ・・・・頭が痛いです。


入札に参加していただいた建設会社さんから、金額の一番低い建設会社さんを選び、

この後、もうひと交渉・・・・・そして、VE・・・・で、どこまで金額が落ちるかですね・・・・と、

社長さんと打ち合わせをしているところにYさんからTEL。


あわてて時計を見ると、約束の時間まであと少し。

社長様に挨拶をして、電話をかけなおす。


「もしもし。あとちょっとで着くから、まっとってください。」


と、伝え、上小田井駅まで車を飛ばす。


駅のロータリーで、Yさんを拾い、


「ちょっと電話しなきゃいかんから、運転頼んます。」


Yさんに運転してもらいながら、A建設会社さんとB建設会社さんに電話。

これからのことを相談する。


途中で、昼になったので、昼食をとり、そのまま約束の時間が迫っているKK様邸に向かう。

KK様とYさんは今日が初めてのご対面。

車の中で、KK様のご家族のことをYさんに伝える。


「KK様の奥様はとにかく若いです。」


「おいくつなんですか?」


「・・・・です。」


「若い!」


「そうなんです・・・・・ウチの娘より少し上・・・・なわけないですけど、俺からみると、

そんな気がするくらい若いですよ。

ご主人様は、・・・・才ですけど・・・ま、ご主人さまも、考えてみれば、若いっすよね。

でも若くても優秀な人なんですよ。会えばわかります、いい人ですし。

こんな調子で、お客様がどんどん若い方になっていくので、Yちゃんたちにがんばって

もらいたいんですよ。

ワイはあと・・・・どう、若造りしたって4~5年が限界だからねえ・・・・。」


「わ、若造りって・・・・そんなことないですよ。Gさんっておいくつでしたっけ?」


「・・・・才です。Yちゃんより●才上ですよ。」


「若くみえますよお。まだまだ大丈夫。

私は、男の人が●才上なのは、全然、大丈夫ですよ。」


「・・・・・は。

・・・・・・そういうお客さんばっかだといいんですけどねえ・・・・。

ついでに、社交辞令ありがとうございます・・・・。」


・・・・・と、話しているうちにKK様邸到着。

現場には、K棟梁の弟子のS君が一人で断熱材の施工をしていた。

KK様もいらっしゃた。


「KKさん、S君。こちら新しく入ってもらったYさんです。

こちらがKKさん・・・・で、こっちがS君です。」


(これからしばらくあっちこっちでYさんの紹介をひたすらせにゃならん・・・・。)


KK様と照明器具とニッチの位置、形状を打ち合わせる。

シンプル系のデザインがお好きなKK様らしいインテリアになりそうな気がしました。

打ち合わせを終え、


「じゃ、KKさん、これで失礼します。

実は、今日、彼女・・・・・・奥様とお子さん、ここにいらっしゃいませんが、ちゃんと、KKさんの

お子さんの名前、覚えてここに来たんですよ。」


「そ、そうなんですか?」


「ちょっと彼女、送っていかないといけませんから、これで失礼します。」


・・・・と、KK様とS君に挨拶し、Yさんを駅まで送り、会社にいったん戻って、ごそごそ仕事を

ざっと片付けて、家に帰りました。