会長が担当する、T様邸の工事現場で、Hさんと打ち合わせ。
週末に、「高田寺の家」の現場に入っていただくので、予定を聞きに行ったのでした。
T様邸は、60坪を超える2世帯住宅。
築50年以上の家を、基礎から大々的に耐震補強し、リフォームを行います。
工事の規模、複雑さ、予算は、新築並みです。
「気休め程度」の耐震補強ではありませんので、非常に手間がかかります。
現在は、基礎スラブの配筋工事まで進んでいます。
現在、柱だけで、大きな建物(2階建て)を支えています。
仮筋交いで補強してありますが、大きな地震が来たら、
下で作業する職人さんの命は、あっという間に、この世から消えそうな現場。
「建築工事は命がけ」
・・・・という言葉を、実感してしまう現場です。
それにしても、恐ろしいスラブ配筋・・・。
木造住宅だというのに・・・・D13が@200でダブル配筋されています。
このままこの上に、重量鉄骨が建てられそうな、頑丈なスラブです。
ユニットバス?・・・・ではなく、なんと「掘りごたつ」です。
少し前に流行った、単なるデザイン重視の「古民家再生」ではなく、
構造的な補強をしっかりと行った工事を行います。