SK様ご家族と、「ノーリツ」「ニチハ」打ち合わせコースを、
行いました。
このコースは、当社のお客様との打ち合わせの中で、最もしんどい
コース?・・・と言いますか、ハードな一日で、ほとんどのお客様は、
終わった頃には、あまりのしんどさに、
皆さん、いつも「抜け殻」状態に、なってしまわれます。
加えて・・・今日のお客様は、
自称「優柔不断でなかなか決められない」SK様であります。
私達も、ある程度の覚悟はしておりました。
今日は、奥様のお母様が、子守のため、お付き合いしてくださいました。
お母様とお子様・・・・長時間、大丈夫だろうか?と、心配しながら、
まずは10時ジャストに「ノーリツ」さんから。
案内は、いつもの○○さんが担当してくださった。
今回も、よろしゅうおたのもうします。
浴室からスタート。
ここで早速、SK様ご夫婦・・・夫婦喧嘩が始まった。
奥様、怒って退散。
取り残されるご主人様・・・・。
私達夫婦と、○○さんも、唖然、呆然、愕然・・・。
奥様をなだめにいく。
気を取り直し、打ち合わせ&案内再開。
しかし、なかなか決まらない。
またしても、夫婦喧嘩勃発。
奥様が怒る。
ご主人様が、奥様、私達、○○さんに、
「ごめんなさい」
「ごめんなさい」
「ごめんなさい」
と、3回あやまる・・・・。
ようやくキッチンの仕様が決まる。
続いて洗面化粧台に移る。
ここでも、ご夫婦で意見が分かれる。
またしても口論。
奥様が怒る。
ご主人様が、奥様、私達、○○さんに、
「ごめんなさい」
「ごめんなさい」
「ごめんなさい」
と、3回あやまる・・・・。(コピーアンドペースト、使いました。)
洗面化粧台の仕様が決まったところでお昼になってしもた・・・。
99パーセントのお客様が、午前中で「ノーリツ」さんの打ち合わせは
終わるのですが、SK様は、やはり、終わらなかった・・・。
まだ、キッチンが残っている。
ここで○○さんが、ご提案。
「ちょっと、休みましょう。お茶お出ししますから・・・。」ということで、休憩。
休憩後、昼食抜きで打ち合わせ再開。
キッチンの仕様を検討。
当然?・・・と言ってはなんですが・・・・ここでの打ち合わせ中も、
奥様が怒る。
ご主人様が、奥様、私達、○○さんに、
「ごめんなさい」
「ごめんなさい」
「ごめんなさい」
と、3回あやまる・・・・。
という光景が、繰り返された・・・・。
ご主人様・・・今日、何回、あやまったんだろう??
「ノーリツ」さんの打ち合わせを終わった時は、午後2時半であった。
担当の○○さん・・・昼食も抜きで、案内、ありがとうございます。
この後の、TT様、AT様の時も、お願いします。
と、同時に、子守をされていたお母様も、長くなってすみませんでした。
「こんな時間ですが、昼食にしましょう。」
と、「ニチハ」さんの近くの中華料理店で、昼食。
このあたりは、オフィス街で、飲食店が少なく、
ここしか近くにありませんでした。
「ニチハ」さんで、外壁材を選ぶ。
外壁は、ご主人様がイニシアチブをとる・・・・という、予定でした。
・・・・・が!
奥様の厳しいチェックもあり、午後5時近くなっても決まらず・・・。
ショールームの女の人が、
「お車、地下の駐車場ですか?地下の駐車場5時までですけど・・・。」
と心配し、声をかけてくださった。
一旦、駐車券をもらい、妻が車を別の場所に移動。
6時まで営業しているショールームで、最後の力を振り絞り、一応、
外壁材決定。
しかし、帰り際、奥様がおっしゃった。
「今日決めたこと・・・・後から変更できますか?」
へにゃへにゃへにゃ・・・・と崩れそうになる私。
「今日、凄く頭が疲れてしまったので、一晩休んで、元気になった
明日以降、やっぱり、こっちのほうがよかった・・・って、思うこと、
私、よくあるんです。」
・・・・はあ・・・・・・しかし、そんなことでは、いつまでたっても、
物事は、決まりませんなあ・・・・困りましたなあ・・・・。
話は変わりますが、
実は、私、今日の打ち合わせ、興味があったんです。
お医者さんであるSK様の奥様、私は、きっとタフな方に違いない、
と、思っておりました。
お医者さんという職業・・・診察があったり、手術があったり・・・。
頭がいいだけでなく、タフでないとできない仕事だと、私は、
思っておりました。
今日は、お医者さん代表の奥様と、土建屋代表の私達夫婦の
「体力競争の日」と、思っていました。
しかし・・・・。
SK様の奥様、夕方には、やつれきって・・・(もともと細い方ですが)、
今日は、本当に、お疲れのようでした。
私達、土建屋は、日によっては、この後、まだ、打ち合わせが入ったり、
会社で設計をしたりします。
土建屋は、もしかすると、お医者さんよりハードな商売かもしれません。
(たぶん、太く短い人生になるでしょう・・・・・。)
それにしても・・・。
約7時間、ひたすら、子守をしてくださったお母様、
本当にありがとうございました。
実は、一番、タフだったのは、お母様だったかもしれません・・・。