便利なモノより壊れないモノを | WAS IT ALL WORTH IT ?

某様から、

「給湯器の調子がおかしいです。」

「エラー番号が何度も出ます。」

という連絡をいただいて、メーカーに連絡し、技術スタッフに

今日来てもらい、私たちも夕方某様邸に伺いました。


エラー番号というのは、年に数回、表示されることがあり、

パソコンの再起動と同じで、リセットをかければ元に戻るのですが、

某様のお宅は、頻度が多すぎて、問題があるため、

マイコンの基盤とタンクを取替えました。


その後、家に帰り風呂から出ると、私と妻の携帯が交互に鳴って

いました。


まさか某様では?


と思い電話に出ると、とうとうお湯が出なくなったという連絡でした。


こんな不便な話はない!

特に今日は、メチャ寒い。

さっきの交換は何だったんや!


「遅い時間にすみません。電話して・・・。」


と、おっしゃる某様。


某様ご夫婦は優しい方だ。

何が何でも快適な生活を取り戻します!


今日一日、不便な生活をさせてしまいますが、明日、

メーカーに再度連絡し、早急に対応します。

本当に申し訳ありません。


それにしても・・・・。


電化製品も車も、住宅設備機器も、便利さばかり追求するあまり、

システムがあまりにも複雑になりすぎたんと違うか??

複雑なつくりになりすぎたため、ちょっとの調整のずれで、

動かなくなったりおかしくなったするんでないか??


ワイはもともと、コンピューターなんて、まともに信じる気になれん。

メーカーがつくったものを使って住宅をつくらなきゃいけない

ワイらの身にもなってほしい・・・。


かといって、今時、いろいろな設備をつけずに、江戸時代のような

家をつくるわけにもいかん。


できることなら、

便利なモノより壊れないモノをつくってほしい!


今の設備は、お客様に不便な思いをさせても、

私たち自身では直せん。

そこがはがゆい・・・・。


明日も、某様邸の給湯器の修理または交換に立ちあわなければ・・・。

忙しいというのに、設計する時間がますます足りなくなった・・・・。

(間にあうんだろうか・・・)


しかし、そんなことは言っとれん。

窓口は私たちしかないのだから・・・・。


た、たのむよ、製造メーカーさん・・・・。