勝ち目なし・・・ | WAS IT ALL WORTH IT ?

午前中、プレカット会社の技術担当者と打ち合わせ。


この打ち合わせが、白熱してしまったため、すっかり車の

定期点検の時間を忘れ・・・ディーラーさんから電話をいただいて

初めて定期点検のことを思い出し、また明日、午後から、

点検のために時間をつくらなければならなくなってしもた・・・。


白熱の原因は、全て原油のせいだ!こんにゃろ!


私たち建築業界は、半年ほど前からパニックなんじゃ!


瓦、サッシ、キッチン、ユニットバス、木材、サイディング、鉄筋、鉄骨

にいたるまで・・・・。

建材が、皆、こぞって価格UP!


当社も、一つ前の分譲住宅からアルミサッシを○ステムから○KK

に、価格の都合で変更したばかり・・・。

(○ステムより○KKの方が値引率が大きいのは、おそらく○KK

の場合、ビルサッシ部門でしっかりと利益が確保できるが、

ビルサッシ部門が弱く、住宅サッシがメインの○ステムは、

そのあたりが苦しいのでは・・・というのが、ワイの勝手な推測

なんですが・・・・。)


プレカット会社の担当者が言うには、


「構造用合板がなかなか入らないです。」

「一月前の見積書の価格は忘れてください。」

「材料の確保自体が大変なんです。」


価格など絶対に下げられない。

下げたければ、木材の質を落としてください。


・・・こう、はっきりとのたまった!!


建売住宅の場合は、まだいいんです。


例えば、あるエリアの分譲住宅の平均的価格帯が3800万円だと

するならば、工夫次第で、この価格を維持できます。


土地と、建物を、少しづつ小さくすればなんとかなります。

おそらく、多くの業者さんも同じ方法を取るでしょう・・・。


しかし注文住宅の場合は、設計に3ヶ月、見積もり調整に1ヶ月・・・。

なんてことをやってると、設計初期の概算見積もりが、数ヶ月後には、

まったく当てにならなくなってしまう・・・・深刻な問題です、これは。


かといって、価格を下げるため、質の悪い建材は使いたくない。


ますます、注文住宅の世界から建売住宅の世界に

シフトしたくなってしまう・・・・。


プレカット会社さん・・・強気であった。

強気・・・というより、実際、本当に価格を落とすのが難しいんだろう。



・・・・いつまでこの仕事・・・続けれるんだろう??