朝から経理担当者が深刻な顔をしている。
きっと、今月の支払いのことが気になるんだろうと思い話しかける。
「ん?お金たりない??」
ひたすら陽気に振舞う私。
「少したりないかも・・・・。」と担当者は言う。
「業者さんと支払い金額をざっと書き出してみてくんない?」
「もう、書き出してあります。不動産部のほうは、あと何がありますか?」
「・・・・・さんに・・・・・万円。・・・・・さんに・・・・・万円。・・・・・さんに・・・・。」
と私が言い続けているうちに、担当者は絶句した。
「足りません。○○○万円ほど。」
んなはずない。
ちゃんと、私は、ざっとだけれども計算してある。
会長を呼んで、施工部の工事の様子を聞く。
「○○工事と△△工事と□□工事の中で、閉めの日にちにまでに工事を
完了できそうにない職人さんは誰と誰?」
会長が答える。
「・・・・さんと・・・・さんは無理だなあ。あと、・・・・さんも来月までかかるな。」
やはり。
計算どうり。
経理担当者に、
「今の職人さんの分の支払いと、不動産部のほうでは、・・・・さん、・・・・さんの
分を引いてみい!足りるはずだぞ、たぶん。」
・・・・(計算する担当者)・・・・
「あ!余裕でした!」
ほれ。
ま・・・・経理担当者には、工事の工程はわからないから仕方がないか・・・。