会長の設計する家は「寄棟」が多い。
私が担当する分譲住宅は、建物が大きく見えるように、
ほとんど「切妻」を使います。
全くといってよいほど・・・対照的であります。
分譲住宅は、限られた敷地に建築しますので、
ひさしの出も少ない。
ひさしの出の少ない寄棟は、あまりカッコよくありません。
一方、会長の担当する住宅は、そもそも大きな住宅が多い。
この大きな住宅は、ひさしを長く出し、寄棟にすると、
重厚な雰囲気になり、とにかくカッコイイ。
今回のA様邸は、大きな住宅でしたので、寄棟に非常に
適した住宅でした。
今日の夕方、作業をしてくださった職人さんが、少しずつ
帰り始める頃、全ての部屋の照明が灯りました。
全ての照明がついた家の姿は、普段、仕事をしている職人の
皆さんもなかなか見る機会がなかったようです。
電気のついた家を外から眺め、職人さん方も、皆、とても
満足そうなお顔をされていました。
各職人さんの力で、この家は完成しました。
今まで、本当にありがとうございました。